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米ドル円の週足履歴をAI分析

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確率論で攻める米ドル円の動向

米ドル/円は、半分以上レンジ相場である。


有効な戦略は逆張り
厳格で条件を極限まで公平にすれば、長期的に理論上資産は増え続ける。




 


データ化されるこの世界で

・住宅ローンは、せいぜい金利が1%程度。余剰金が生まれたら、返済にまわすのではなく、投資にまわすほうが賢いかもしれません。
・バブルとは、余ったお金が行き場所をなくした時に発生するものであり、景気がいいか悪いかは、関係しない。
・必要な稼ぎを得るための出費を最小限にすることを「節約」と呼ぶ。
・お金をたくさん持っているのは強い者。強い者から奪わないと大きなお金は稼げない。
・立場が弱い人というのは、あまり多くのお金を持っていない。そのような人をこき使って搾取したところで、そこから得られる利益はごくわずか。
・お金は持っているだけでは増えません。最初はコツコツ貯める道しかありませんが、ある程度貯まってきたならば、それをどのように転がして増やしていくかを考える知恵が必要だ。そのためにもアンテナを張って、世の中を見渡すことが重要だ。
・金運アップを望むならば住環境を整えること。つまり掃除だ。
・国が研究資金を出すより、アップルやグーグルのような民間企業がやる気になったほうが、AI研究が加速しはじめた。
・先入観や意見なしで話を聞くことには、相手の人生を変える力がある。だから、みんなセラピストに高い金を払うのだ。
・投資には出口戦略が必須であり、最終的な売り先がなければならない。利益の確定できない金融投資ほど、リスクの高いビジネスはない。
・今日では世界人口の4分の1弱が、極貧状態と定義される1日1ドル以下で暮らしている。こうした貧困はなにも現代に限ったことではない。1820年には世界人口の約84パーセントがそのような状況で暮らしていた。私たちがそういったことをあまり耳にしないのは、人々の認識に影響を及ぼす当時の小説、日記、記事は金持ちによって書かれたものだったからだ。
・お金が消える人は、プロセスをすっ飛ばして結果だけを夢見てしまう。「ラク」「簡単」「すぐに」という言葉に飛びつく傾向がある。
・自分が返せる金額は、年収の20%くらいだと私は思っている。しかし、銀行は返済利率が35%まで貸してくれます。しかし、こんなに借りてしまったら、生活は苦しくなるに決まっている。
・たとえば、500万円の預金があったとしても、メガバンクではまったく相手にされませんが、信用金庫なら「上客」として扱ってくれる。1000万円なら、担当者がついてくれる場合もあります。
・借りたお金の使い道について、借り手がローンを本当はどんなことに使っているかを無理に白状させなくても知ることができる上手い方法がある。ポイントは、人はあまり知られたくない事実でも、たくさんの当たり障りのないことの中に隠せるなら、明かそうとするってことだ。だから、答えにくいことをズバッと聞くんじゃなく、どうってことのなさそうな質問のリストに紛れ込ませればいい。
・1日120円で暮らすと、情報へのアクセスが限られる。新聞、テレビ、本はどれもお金がかかる。だから世界の他の人々が当然だと思っているいくつかの事実をまったく知らないことがあるのだ。例えばワクチンで子供がはしかにかからずにすむ、という事実がわからなかったりします。
・「お金」は、そこにあるだけでは増えない。お金を増やすには動かさなければならないのだ。動かせなくなれば減る一方なのである。
・世界第2位の経済大国である中国は、今やほぼすべての種類の金融資産の大株主である。つまり中国にとって安定性と経済成長はきわめて重要なファクターなのだ。新聞の一面を飾るようなサイバー攻撃が世界中で起きるような事態になれば、損害を被るのは中国自身だ。
・お金がないなら、すでにあるもので勝負すればいいんだよ。みんな何かを持っている。何にもない人はいない。ちゃんと持っていることに気づいてないか、それを、ちっぽけと思っているだけだ。
・作るものがない、お金がかかる、と渋る人は、たとえば自分の部屋を徹底的に片づけてみよう。奇麗な部屋を「作る」のである。
・「お金のムダをなくそう」としたとき、陥りがちなのが、「ちょっとのお金をケチって、時間をかける」ということだ。
・結果が出なかったときに言い訳が通用しないという点で、お金儲けと戦争はよく似ている。
・自分自身で事業を立ち上げ、そこから得られる利益を自分のものにする仕組みを作ることができた人こそが、いち早くお金持ちになれるのだ。
・何人たりとも折ってはいけない聖なる樹の枝=金枝は、逃亡奴隷だけは折ることが許可されていた。逃亡奴隷が金枝を折り、現在の「森の王」を殺すと、「森の王」に成りかわる。
・どうでもいい相手が、あなたの財布から「ちょっとちょうだい」とお金を抜こうとしたらかたくなに拒否しますよね。時間もお金と同じように扱うべきだ。
・自分のスケジュールは空いている。でも、予定が空いているから、相手の希望を聞くというのは、まだ使う予定がないお金が銀行口座に残っているから、それを相手にあげるというのと基本的に変わりません。
・いろいろな問題をお金が引き金で経験しているのに、「世の中はお金じゃないんだ」と繰り返します。もはや圧倒的な強がりにしか聞こえません。
・『資本論』という歴史的大著があります。資本主義経済の本質を解き明かし、なぜ労働者はいつまでたっても貧しいのか、なぜ何もせずに金持ちになる人がいるのかなど、この世の中の搾取構造を明確にしている。
・ほとんどの映画はB級作品にすぎず、事実上は「テレビ用に制作された」ような映画が大きなスクリーンで上映されていた。テレビが映画市場のこの部分を奪い取ったが、その代わりにハリウッドは大きなスクリーンで観るスペクタクルで華々しい映画、そしてコストがかかる特殊効果に資金を投じるようになった。
・好きなものがない人は、普段から他人のことを羨ましがっている。だから、大金を手にしたら、自分もそんな贅沢がしたい。つまり、人から羨ましがられたいという願望を持っている。
・エコカー補助金のとき、みんな駆け込みで車を買うけど、キャンペーンが終わると一気に需要が減るのでメーカーも売ろうと必死。いつも以上に値引きしてくれることがあるんだ。
・お金の貯金は使うと減りますが、筋肉の「貯筋」は使わないと減ってしまうのだ。
・有名になり、お金を稼いで、家庭を築き、社会に貢献しようとする人間だけが、その作品を世に出すことができるのだった。そういう覚悟を持った人の作品だけが、初めて世に受け入れられた。
・私たちの政治的意見だって、口コミに左右され、群衆行動に流されやすい。いや投資判断よりひどいかもしれない。政治では、自分の意見に対して自分の金を払う必要がないのだから。
・世界中のどの都市でも、金持ちは自分の出した廃棄物を十分安全な離れたところに運び出すが、貧乏人はそれらに囲まれたまま暮らしている。
・ソロモン諸島の貝貨は、19世紀末まで、首長用と平民用が区別されていた。その副次的な影響として、首長の妻と性的関係を持った平民は死刑になってしまった。その行為自体が死罪だったからではない。それはむしろ所有権侵害行為とされており、その他の所有権侵害行為同様に罰金刑にしかならなかった。しかし罰金は貴族通貨でしか支払えなかったため、罪を犯した平民はもともとの違法行為ではなく罰金不払いの罪で処刑されてしまった。
・今日ではお金の匿名性は当然のことに思える。おかげでお金は、清潔さと少しばかり邪悪な性質を併せ持つようになった。
・彼らは金で堕落していたが、彼は感情で堕落していた。感情のほうがずっと危険だ。なぜなら、金で解決できないからだ。
・大抵、大きなミスをするのは調子が良いときである。それは事業であっても、金融であっても、対人関係であっても、おそらく何でも一緒である。
・精神疾患の根本にある基準は「金が稼げないか、自分が困っているか、他者が困っているか」である。いずれも該当しない場合、どれほど基準を満たしていようとも、診断名は必要ではない。
・趣味とは、金を払って楽しむものである。対して仕事とは、嫌なことをするかわりに、お金をもらうことである。
・ヒトが、楽であることを求める。省エネを求める。そこをうまく突いて、金を巻き上げる。常套手段であろう。
・口コミがこれほど隆盛を極めている時代に、広告をするということは、逆に人気のなさをわざわざお金を払って宣伝しているようなものである。
・お金が消える人の集まりが大衆であり、その大衆とは異なる行動ができるのが、お金が増える人ということだ。
・時代が変わり、今後は年賀状を送るという行為は、お金が消える人の習慣になっていく可能性が高い。それはなぜか。大きいのは時間のロスだ。
・お金が消える人は、「道徳」「清廉潔白」「堂々」「正直」が大好きで、ネットで炎上を起こすのもそういう人たちだ。自分のモラルが絶対に正しいと考えているため、それに合わない他人を見つけると、攻撃せずにはいられない。つまり自分の価値観に「しがみついている」のだ。
・お金持ちにとって、値引き交渉とは「価値と価格の修正行為」にすぎない。
・家計簿をつけようとする発想は、お金が消える人にありがちな「惰性」の習慣をはらんでいる。
・お金を使う軸がない人は、給料が入って財布が太ると、何となく気が大きくなる。「いつもより、お金を使ってもいい」という気分になる。そこで、「自分へのご褒美」と称して衝動買いをする。
・財布の太り具合によって購買行動が変わるとしたら、それはお金を使う軸がないことを示唆している。軸というのは、「何にお金を使うことがパフォーマンスが高いか」「何に使うべきで、何には使うべきではないか」という方針を持っておくこと。
・お金が消える人ほど不要なモノを家にため込むが、お金が増える人の家は、反対にモノが少なく整然としている。
・銀行員は高学歴の人が多いだ。高学歴の人は自分より頭のいい人が嫌いだ。お金を借りるとき、あなたはポパイになってはいけません。手足をばたつかせながら「助けて~」と叫ぶオリーブになってください。
・銀行員時代、借金を返済できずに自己破産してしまった人を数多く見てきました。実は、破綻してしまう原因は、借り入れの総額ではなく、借り入れの本数にあります。
・レシートを捨ててしまっては、支出の管理ができません。これでは、お金は貯まらない。また、管理能力の低い人に、銀行はお金を貸してくれません。
・銀行の子会社では、お客様にガンガンお金をキャッシングさせ、親会社はそれを信用棄損ととらえる。ひどい話だが、これが銀行の実態なのだ。
・もし1回でも、キャッシングを利用してしまったら、それは実績として残り、あなたの信用棄損になってしまいる。これが将来、銀行から住宅ローンを借りる際や事業資金を借りる際に、ダメージとして重くのしかかります。
・金融業界の常識に、「72の法則」というものがあります。これは「72÷金利=お金が2倍になる期間」を表している。
・保険は、迷わず「終身保険」にすべきだ。解約しても積み立て分が返金され、死亡した場合は満額おりるのだから、間違いありません。
・「きゅうふり口座」は信用金庫につくって、そこに積み立てて信用を築く。メガバンクやゆうちょ銀行は、緊急でお金を引き出すときのために活用する。
・信用金庫とメガバンク、または信用金庫とゆうちょ銀行。これこそ、戦略性の高い組み合わせだ。
・成功者たちの共通点はただひとつ。銀行からお金を借りて、それを上手に活用したことだ。こうすれば、たとえ今の年収が低くても、きちっとお金を増やすことができるのだ。
・銀行は、お金をおろすだけの場所ではありません。銀行は、お金を借りる場所だ。
・もしあなたが選んだ顧客が実際にローンを返済できなくなったら、ほとんどの場合、他の顧客が彼女のローンを肩代わりするか、レンダーが穴埋めをする(Kiva.org上の「記録」に傷をつけないためだ。そうすればもっと資金を集められる)。
・今途上国の貧乏人が貧乏なのは、別にグローバル企業は途上国の貧乏人のところにきて日々お金を巻き上げているからではない。彼らは搾取されるほどの富を持っていないのだ。
・貧乏人に厳しいことを言う先進国の僕たちや高齢の金持ちたちは、実は過保護なくらい各種の社会制度に保護された、甘ったれた立場にいる。その甘ったれぶりを認識せずに、貧乏人や失業者に厳しいことばかり言うのは滑稽なことなのだ。
・人は蚊帳やクローリン瓶の購入を先送りします。もっといいお金の使い道(道のむこうで誰かがほら貝のフライを揚げているとか)が今あるからだ。
・貧しい人々はラジオやテレビがないところに限って、祭りにたくさんの金をつぎ込む傾向があります。
・開発途上国の貧乏な人々が、おそらくメンツを失いたくないという強迫観念もあって、結婚式、持参金、洗礼式などに大金を使っていることはあちこちでたっぷり報告されている。
・貧困者は利息50セントという条件で10ドルを借り入れて、1日か2日後に返済することがある。年利に換算すると500パーセント以上になるが、それで目の前の問題を乗り切ることができるのであれば、賢明な判断といってもいだろう。パーセントで示された利率が天文学的だったとしても、実際に金額で見れば大した出費ではない。
・カデジャは、年利36パーセントのローンの大部分を金のアクセサリーの購入代金に充てた。貧困者がお金を貯める一番早い方法はお金を借りること。カデジャは、何らかの外的な圧力を受けないかぎり、自力でネックレスの購入代金を貯めるのは無理だろうと思っていた。
・ローンは、まとまった資金を形成するプロセスにおいて、さまざまな方法で「アクセラレータ」として機能する。いうまでもなく、ゆっくりとした経過をたどる貯蓄と違って、ローンを利用すれば即座に現金を手にすることができる。
・この場合の革新性は、支払金額と世帯のキャッシュフロー・パターンが適合するような方法を発見したことにある。
・貧困世帯にとって金銭の管理がきわめて重要なのは、収入の「額が少ない」ためだけでなく、得られる「タイミングが不確実」なためでもある。
・金銭を効果的に管理することは、必ずしも、健康であることや良い教育を受けること、裕福であることと同じくらい重要というわけではない。だが、こうしたより広範な目的は、金銭管理という土台があってはじめて達成される場合が多い。
・「ひとつの世界」になったお蔭でもうひとつ可能になったことがある。紛争を外から(他の国家とは限らない)煽りたてることが、それまでにはなかったほど簡単にできるようになり、特に金融面で支援することができるようになったのだ。
・なかには目先の利く者がいて、大国が勢力圏から引き上げると安全保障上の穴が開くに違いない、この空白を埋める仕事はきっと金になるはずだと読んだのだ。
・人間は金を稼ぐのが好きだ。これは永遠の心理ですよ。終わりなき革命云々とかいう、私たちが聞かされてきたたわごとは反社会的で反人間的だ。
・金がなく、教育も満足に受けていない人が上昇を目指すには、小商いが最初で最善の選択肢だが、アフリカの多くの国では、この分野は遠国から来た移民たちに乗っ取られてしまった。
・かつて商売が好調であった頃は、古着をくれといわれれば「ほらよ、明日までに代金を返してくれよ」といった調子で気軽に渡していた。はっきり言って、誰でもよかったんだ。だって、彼らは必ず成功したから、誰と取引しようがオレたちはお互いにハッピーだった。でも今は、誰とでも取引できるわけではない。なぜなら彼らはたぶん成功しないからだ。
・「お金がない」と言う真意を正確に表現すると、「私には自分が自由に使えるお金がない」という意味。
・わざわざ数えて確認しなければならないほどのお札を前にしても、母は「お金がない」と言う。いったい、この人は、どれだけのお金を持てば「お金がある」と言うのだろうか。
・私たちは、「お金がない」と言い続ける。どんな時でもどんな場合でも。そうして、「お金がない」は口癖となり、その口癖をもってお金とは「ない」ものだという基本的原則の観念を自分に刷り込んでいくのだ。
・貧乏人は金と言い、金持ちはお金を言う。つまりは、この差なのか。
・本来、安定とは大企業で働くことではありません。会社が無くなってもすぐにお金が稼げる状態にあることが真の安定のはずだ。
・「お金を使わず、お金を稼がない」領域は、いわばやりくりの世界。「お金を使ってお金を稼がない」領域は浪費の世界だ。「お金を使ってお金を稼ぐ」のは投資の世界。「お金を使わずお金を稼ぐ」のは節約の世界。
・金持ちが利息を集め、貧しい人たちがそれを払いる。金持ちは、自分の子供に相続やよい教育を与えます。貧困対策のプログラムは、こういった強力な自己強化型ループに対抗しようとする弱いバランス型ループだ。
・エネルギー危機が到来した時、オランダ人は自分たちのエネルギー使用に注を払うようになりました。そこでわかったのは、この住宅地の何軒かの家の電気消費量は、他の家より3分の1少ないということでした。誰にも説明できませんでした。どの家も電力料金の単価は同じでしたし、どの家にも同じような家族が住んでいたのだ。結局のところ、違っていたのは電力メーターの設置場所でした。電力消費量が多い家族は、メーターが地下に置かれた家に住んでいました。地下ではほとんど目にすることはありません。電力消費量が少ない家庭の家は、メーターが玄関に設置されていました。
・幾何級数的に成長しているストックが2倍の大きさになるのに必要な時間、つまり「倍増期間」はだいたい、70÷成長率(%)なのだ。たとえば、銀行に年利7%で100ドル預けたとすると、そのお金は10年間(70÷7=10)で2倍になる。利子が5%しかなければ、2倍になるのに14年かかります。
・「金持ちになりたい」が夢じゃない、「金持ちである」が夢だ! 「幸せになりたい」が夢じゃない、「幸せである」が夢だ!
・金持ちに対して抱いている、そのネガティブなイメージは、将来のお前に還ってくる。だってお前は、その「金持ち」になりたいんじゃろ? 未来の自分に文句を言ってどうする?
・「資本」というのは、貸すことで大きくなる金のことで、その金を持っている資本家が、不労所得を受ける社会の仕組みなので、必ず「格差」を大きくする。
・ローンで買った「持ち家」などというものもない。実は、「借家」である。ローンで買った車は、レンタカーなのだ。そんなことはない、所有しているのだから、これは自分のものだ、と反論するかもしれないが、では、それを人に売れるだろうか。売る前に、借金を返さないといけないはずだ。
・ローンを組むのは、金持ちではない。ローンを組ませる方が金持ちだ。
・バックオフィスの仕事は、同一労働同一賃金の原則が徹底している。年齢が上でも、仕事の内容が同じなら若い労働者と同額の給与しか支払われません。
・裏金はその性質上、散財を運命づけられている。80年代のバブル期がそうでしたが、巨額の裏金が消費に回ることで、経済は活性化します。
・裏金では、不動産を購入したり、株式に投資するような、証拠の残る使い方ができません。最後には、貯まった裏金を持て余すようになる。
・消費者金融の金利が高すぎると批判する人がよくいるが、法律で強制的に金利を下げれば、リスクの高い人が融資対象から排除されることになる。消費者金融から排除された人は闇金融に流れますから、かえって被害者は増えます。規制を強化すれば社会はよくなるという、典型的な誤解だ。
・国が補助金や助成金の制度をつくると、密に群がる蟻のように、そこに人が集まってくる。働かずに儲かれば、これほどいいことはないからだ。
・BSEが発生すれば、売り物にならない国産牛肉を国が補助金で買い上げてくれます。その他の在庫と一緒に税金で引き取ってもらえば、何もしなくても儲かります。
・法人を持っていると、個人資産を自分の法人に貸す、ということがでくる。これは立派な融資ですから、ちゃんと金利を取ることがでくる。
・住宅ローンを借りている人の多くは、自分がハイリスクな投資をしているとは考えていません。極端な場合は、何千万円ものローンを組んでいながら、「自分は借金はしていない」と真顔でいうことすらあります。なぜならこの人たちは、ローンの返済を積立貯金の一種と考えているからだ。
『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方2015』 [☆☆]
・遊びはお金で買うものだ。だから、お金がない人は退屈で時間をどう潰していいのか分からない。
・「トイレのふたを閉めないと、金運が下がるってよ」 風水的にも、本当にそう言われているとのこと。
・マルクス主義と共産主義の罪は深い。平等主義の美名のもとで、人間の嫉妬を構造化し、密告や中傷を日常化する体制を作り出したからである。北朝鮮はいまでもそうである。自分の努力や力量不足を棚上げにして、人の才能を妬み成功者を追い落とす政治文化は、スターリンや毛沢東や金日成の体制であだ花を開いた。
・人生を嘆いている人は「自分には能力がない」「大金など稼げるはずがない」といったマイナスの錯覚を自分自身で強化して、「できない自分」を作り上げてしまう。
・愛用しているのは、グリコ・パワープロダクションの「エキストラ・アミノ・アシッド」。パッケージに金色のラベルが貼られており、通称「金グリ」と呼ばれます。このサプリは傷んだ筋肉の補修に欠かせないアミノ酸をはじめとする栄養素をバランスよく配合しており、回復を助けてくれます。疲労回復に欠かせない「成長ホルモン」の分泌に着目している点が素晴らしいだ。
・路面から伝わってくる振動から体を守るには、金属より振動吸収性に優れるカーボン製のパーツを活用すると効果的だ。
・田舎のライオンズクラブの実情は、地域の商店主や医師、弁護士など小金持ちが寄り集う交流会だ。記念バッジをいっぱいくっつけたLのマークの黄色と紺の制帽をかぶった田舎のおやじさんたちが寄り集い、酔っ払って赤ら顔ではしゃいでいる。
・リーマンショック後はドルが大幅安となったため、歴史的な金高が続いていた。
・金は利息を生まないので、平時は基軸通貨のドルが嗜好され、ドルの信認が低下したりインフレが見込まれる時は金にシフトします。いわば「ドル高なら金安」「ドル安なら金高」という関係だ。
・考えてみれば、ガンホーやグリーもちょっと前までは時価総額数百億円程度の企業でした。もし8000億円の手持ち現預金を使って、この2社を買収しておけば任天堂の独占市場は守れたのではないか。
・本当にお金を増やしたいのならば、常識とされているもの=国が発信している情報や多数派の意見は、とにかく一度疑ってみるというクセをつけるべきなのだ。
・彼らが行なっているのは、副業ではなく「複業」。お金を生み出す仕組みをいくつも持つ……ということだ。
・なぜサラリーマンが毎日会社へ行くかといえば、それは、会社に行かなければお金がもらえないから。つまり、「サラリーマンが義務化している」問うことだ。逆にいえば、もしも経済的な余裕が手に入ったなら、義務としてではなく、「明日は会社に行こう」という自由が手に入るということになる。
・自分がこれまでとは違った「非日常」……お金のリスクや時間のリスクも伴うであろう世界を目指そうと思っているところで、日常の代表ともいえるような「家族」に相談するというのは方向として間違っている。「いつものお前らしくないぞ」と、必ず日常に戻されてしまうからだ。
・「今よりも豊かに暮らしたい」と考えているのならば、「お金を手にしている人」「豊かに暮らしている人」が、どんなことをしているか? どんな情報を持っているのか? について知っておくべき。
・従業員に働いてもらうのが、B=ビジネスオーナーだ。そしてI=投資家は、人ではなく「お金」に働いてもらうということだ。
・「自分がいなくても、あるいは自分が直接働いていなくてもお金が生み出せる」というのが、クワドラントの右側だ。
・なににつけても、自分の息子が成功して裕福になったのを、お金の額で自慢しようとするセツの心根の卑しさが、あらためて下品に感じられ、嫌悪感は募った。
・全体として、NGOは社会のためになるが、その視野の狭さと、関係者と資金提供者に結果を示さなければならないというプレッシャーから非常に融通が利かないこともあるのだ。
・メキシコ州知事やセネガルの大統領など、移民の多い国の州知事や大統領候補の政治家たちは、シカゴ、ニューヨーク、ロンドンのほか、同胞が根を下ろしている場所ならどこであろうと、票と資金を集めるために頻繁に足を運んでいる。
・会社員だって、「毎日会社に行くだけでお金がもらえてラクだ」という見方もできる。隣の芝は誰にとっても青く見えるものだ。
・ワーキングプアだといって嘆いている人たちには特徴があります。それは、働いたらその分だけ誰かから給与としてお金がもらえる、という発想で働いている点だ。
・お金の形態が変化するときは、それにともなって大きく世界が変わるときなのだ。お金が変わろうとしている。ということは、時代が変わる、ということなのだ。
・世の中が変化して、必要に迫られてお金のあり方が変化するものだ、と漠然と考えていました。しかし実際には、お金の形態が変わってから、それに刺激されて世の中が変化する。その繰り返しであることがわかったのだ。
・お金があまったら預金すればいいと思ってはいないか。そうであれば、今からぜひ意識を変えてみてください。預金は生活する者にとっての「義務」なのだ、と。
・「お金が貯まらない」と嘆く家庭に共通するのは、「家計管理の目的」を理解していないということ。そしてお金を使うときの基準となる「家計のものさし」を持っていないということだ。
『お金が貯まる家計の仕組み 絶対に黒字化できる家計管理法』 [☆☆]
・テレビ番組のお宅訪問のコーナーで紹介されるお金持ちの邸宅を見て、僕はいつも呆れている。どこかで見たお金持ちのイメージを、忠実に再現(というより模倣)しているからだ。厳しい言い方をすれば、自分らしいお金の使い方をするだけの真の「教養」がないのだ。
・良い建築は何かを一言で表現すると、それは価格の高いものだ。金をかけるほど、建築は良くなる。安くても工夫をすれば、というのは綺麗事であって、多くの条件は、良いものほど高い。
・年齢が上の人ほど、金が関与しない人間関係を好み、若い人ほど、金で解決するなら、と考える傾向にある。田舎から都会へ、村から核家族へとシフトしたのも、このような方向性からだっただろう。
・友人とか近所の人に頼んだりすると、金はいらないが、親しさを買わなければならなくなる。借りを作るから、その後、一種の支配を受けることになる。
・他者に何かを依頼する場合、金を取ってくれるプロにお願いする方が、善意だけでやってくれる人に頼むより信頼できる。
・代わりに、「仮想誘拐」が一般的になる。金持ちの銀行口座の詳細から、SNSで公開しているプロフィールまで、オンラインアイデンティティをまるごと盗み、この「情報」と引き換えに本物の金銭を要求するという手口だ。
・ふと、なんでこんなに必死にお金のことを考えて生きていかなくちゃいけないのかと思った。「食べていけなくなったら死のう」。そう考えたら、少し楽になった。
・民主主義国家においては、富裕層にも貧困層にも1人1票という基本原則があるため、富裕層を叩くと票になる。だから、金融叩きが票になると同時に、政権を不安定化させるのだ。
・「お金貸してよ」って言うのも勇気がいるのが、「お金返してよ」って言うほうがもっと勇気を要します。
・キッチン用品の「勝者」ベスト5を選び、そこにもっとお金をかけよう。新しい調理器具というのは、買ったところでほとんど使わず、無駄遣いをしてしまったという罪の意識に苛まれ続けることが多い。だとしたら、確実に使うことが分かっているものにお金をかけたほうが良い。
・大きなお金が絡んでいると、誰一人信用できない。
・どんなにコンプライアンスを厳しくしても、大金の前では誰もルールなんて気にしなくなるんだ。
・派閥を率いる政治家は、公共事業の口利きなどで多額の裏金をつくってきた。だが政界浄化やコンプライアンス重視の掛け声のもと、こうしたやり方はリスクが高く、旨味がなくなってきた。公共事業予算は減る一方なのだ。
・金融の世界には、白いカネと黒いカネがある。黒いカネは、脱税や犯罪で稼いだ資金で何があっても表に出すことができない。白いカネは出所が明らかで、法に基づいて権利を主張できる。
・シンガポールのホテルはどこも凝ったアフタヌーンティーやハイティーのメニューを用意している。植民地時代のイギリス人の奇妙な習慣を追体験するために、高い金を払う観光客がいくらでもいるのだ。
・今も昔も、現金こそが最も匿名性の高い決済手段だ。マネーロンダリングへの監視が厳しくなればなるほどその価値は上がり、どれだけコストがかかっても手持ちの現金を海外に運びたいというカモが増えてくる。
・FXでは、掛け金に対して最大25倍のレバレッジがかけられます。これは、1万円の掛け金に対して胴元が24万円をほぼ無利子で貸してくれるのと同じだから、他のギャンブルと比べれば法外に有利な取引だ。それに気づいたギャンブラーが株式市場やパチンコ・パチスロから続々とFXに乗り換え、普通の主婦が3年間で4億円を超える利益を上げて脱税で摘発されたりしました。
・援護金については、「一人およそ年間196万円」という数字を出している。「慶良間で家族のうち四人が集団自決した場合、196万円かける四人で800万円近くになる」とのことですから、援護金の支給に不利になるようなことは一切許さないとい、という雰囲気が生まれることは容易に想像でくる。
・初枝さんは梅澤元少佐が自決命令を下さなかったことを知っていましたが、当時、村では集団自決は「軍令」だとされており、また「軍による強要」だからこそ援護金の支給対象になると考えられていました。
・みんなから「ありがとう!」と言ってもらえることは、お金に換えることがでくる。「お金は感謝状」なのだ。
・腐っていようが、朽ち果てていようが、金庫の中身を持ち帰るのが自分の使命だ。この世界の達人が残した格言がある。「評価は別のところがする。そんなものに惑わされるな」
・信仰や愛国心のために人を殺すのは、金銭のために人を殺すより上等だと思う?
・賃金を求めて労働にいそしむような女性を、ミドルクラスの男性が妻に選ぶなどありえない。だから私たち女性は選択肢が皆無で、家庭内で単調な仕事を繰り返すのみ。つまり永遠に無為の時間が続き、それでいてほとんど見返りがない。
・社会保障という給付は全市民が対象だ。所得税は働いている人だけが対象だ。消費税は全市民が負担する税金だ。働いている人が多かった時代(サッカーチームの時代)は所得税だけで成り立っても、働く人が少なくなった現在(騎馬戦・肩車の時代)では、働いている人の負担だけでは、もはややりくりができません。
・公的年金が破綻するのは、国債が発行できなくなるときだ。国債が紙クズ同然になってしまったときだ。
・グローバル基準で考えれば手取り年収の半年ないし一年分は預貯金に置いておくのが普通だ。
・預貯金は金利が目当てではありません。流動性、つまり、いつでも現金に換金できるところに預貯金の至上の価値があります。
・「資本家は金儲けに狂奔し、政治家はナショナリズムを弄んでいる」という言葉があったように記憶している。多くの皆さんは現在の風潮を危惧した言葉だと思われるかもしれませんが、じつは、これはたしか第一次世界大戦前夜に語られた言葉でした。
・アルゼンチンで事業を行なう外国企業が資金を持ち出そうと思ったら、たぶん一番楽な方法は、大量の牛肉を買い込んで海外へ輸出し、輸出先でドルやユーロに換えることだ。アルゼンチンの閉鎖的なシステムのせいで、牛肉が国際為替の媒体になってしまっている。マネーがますますコード化される世界にあって、これは期待に逆行するものだ。
・銀行が行なっていること――金を預かり、移動し、リスクに値を付ける――のすべては、データ企業の役割だ。もし、グーグルがその気になれば、これら3つの仕事を大半の銀行よりうまくやってのける。
・金がどこに行くかといえば、シリコンバレーのウーバーの株主だ。つまり、イタリアのGDPのかなりの部分がシリコンバレーに移ったのだ。テクノロジーのプラットフォームのおかげで、シリコンバレーは古代ローマみたいになった。属州から貢ぎ物を捧げられているのだ。
・ギャーギャー騒いだものだった。化学薬品工場から放たれるにおいがきつかったからだ。母は、ふつうに呼吸をし、静かに言った。「これはお金のにおいなのよ」。母は強烈なそのにおいと雇用を結びつけ、さらにはそこで働く人が父の客になるかもしれないことを重ね合わせていた。
・多数の行方不明者は出た震災である。みんな深刻な状況に陥り、回答をすぐに求めるようになっていたのであろう。こうして震災後は、解決を先延ばしにして金を取る占いの手法が頻繁に使えなくなってきた。
・「一緒に考えましょう」と言いる。それに、相談の解決策をすんなり答えるとお金にならないので、「話をできる限りひっぱりなさい!」とも言われましたね。
・保険会社が掛け金を多く支払った人に対して多くの補償をするのは仕方がないが、国や行政が多く多くを持っていた家に対しては多くの補償をし、家を持っていない人には家を提供しないのはおかしな話ではないか。
・シンプルな生活をできる人というのは、身の回りにモノがないということに、不安を抱かない人たちである。なぜ彼らが不安を抱かないかといえば、必要になったらいつでもモノを買えるだけのお金を持っているからである。
・リベラルが力を弱めた原因もまさにそこにある。リベラル的な政策ってものすごく予算がかかるけど、でも今は国にもお金がないわけじゃないですか。
・感情を排除して、機械的に物事を認識するのが金持ちへの第一歩なんだ。
・賃金奴隷としての無産階級による階級闘争(理論)をその根底から否定するためのイデオロギーが必要だった。
・懐が肥えるにつれて、金回りのよさを正当化するために他者から賞賛されたがるようになる。
・BoP層は、特に時間やお金といった抽象概念になると、考えを言葉で表明することに慣れていない。
・リーマンショックによって倒産した上場企業のうち、実に3分の2が「黒字倒産」だ。黒字でも倒産したのは、現金を持っていなかったからだ。
・「お客様」に敬意を払うのは、お金を払ってくれるからだ。あくまでお金と敬意の交換だ。だから、お金が払えない人は、敬意も払ってもらえません。
・「金のためにやっているのではない!」「ならやっぱりごっこじゃないか!」
・足切りラインを設定しておかないといくらでも際限なくお客が来る。そのとき困るのは君だ。その設定に金額を使うのは我ながら悪くないと思う。
・皆言う。「言ってくれなきゃわからない」と。その次は「口だけでなく金を出せ」。人間であるために必要なルールはその二つだけ。――二つしかない、とも言う。
・手にしている道具が金槌だけだとすれば、あらゆるものを釘のように扱いたくなるはずだ。
・プロレスを見る醍醐味の大きなひとつは「非日常」である。日常の世界にはいない人たち、朝の通勤電車にはいそうもない人たちがそこにいるからこそ、お金を払って人々は駆けつける。
・佐々山の葬儀は、下手をすれば金持ちのペットよりも雑な、簡素なものだった。
・金の流れによってすべての生産は抽象化され、貨幣単位を統一化することで、あらゆる商品は「数えられるもの」「計算できるもの」となった。
・「地球が太陽のまわりをまわる」のではなく、「金が世界中をまわる」ことで成立するのが、近代社会なのである。
・もし「棚からぼた餅」で大金が急に転がり込んだとしたら、毎日、または毎週起こるたくさんの楽しいことや気分が盛り上がるもの(昼食に高価な寿司を食べる、毎週マッサージを受けるなど)にお金を使ったほうが、結局のところあなたが絶対にほしいと思い込んでいる1つの大きな買い物(たとえば、新型の最高級のジャガーなど)にお金をすべて費やすより、もっと幸せになれる。
・デジタルスロットマシンのメーカーが発見したように、巧みに設計されたインターフェースは執着を引き起こす。プレイヤーがスロットに金を延々と注ぎ込むのは、勝ち負けのためではない。反応のいいマシンを操作する喜びのためなのだ。
・広告は、わがままや物質主義をあおることで、購買意欲をそそる。お金があろうがなかろうが「当然の権利だ」と考えれば、多くの人が借金で首が回らなくなるだろう。
・年収400万円の人は、自分がお金持ちだとは思えないかもしれないけれど、世界的に見れば上位1パーセントの富裕層に入るのだ。
・情報は常に相手の目線で。情報というものは、誰の目線で処理するかで、その価値がまるで違ったものになる。自分が持っている情報をお金に換えられない人のほとんどは、こうした視点を持ち合わせていないことが原因である。
・書籍は、ある分野を深掘りした人が、その内容をまとめたものであり、読書とは、著者が情報収集にかけた労力を、お金を出して買う行為と言い換えることができる。
・市場は、近い将来、それほど多くの資本を必要としなくなり社会が到来することを察知しており、すでにそれを織り込み始めているかもしれないのだ。投資額の減少によって資本が余ることが予想され、それが低金利を引き起こしている可能性がある。
・長期金利は、最終的にはその経済圏の成長率と同じ水準に収束してくることが知られている。全世界的に金利が低い状態が続いているということは、市場は、世界経済についてあまり成長しないと予想していることになる。
・現実にフローで大きな富を形成することはかなり難しい。その理由は、ひとりで稼げる額には限度があることに加え、税金が重くのしかかってくるからである。
・お金の決断は金額に応じて考える時間を決めている。数千円のことであれば数分で、数万円であれば数十分、数十万円では数時間、数百万円では数日から1週間、数千万円のことであれば1か月以上と、それ以上悩むのであれば仕事をした方が良いと考えられる時間以内に、意思決定をするようにルールを作っている。
・50人くらいにカンパを募るメールを送ると、5万シリング(1万シリング=約5ドル)くらいなら余裕で集まるようになったため、返済の義務をともなう借金自体をしなくなった。
・エム・ペサは、これまで銀行サービスにアクセスできなかった人々がお金を安全かつ安価にやり取りする手段として、アフリカ諸国で急速に広まった送金サービスである。
・「相手を変えるよりもまず自分が変わる」。確かにこれが人づき合いの黄金律だろう。
・都市の富裕化は、衣食住に関わる商品の微細な違いにこだわり、その追求に金をかけることを人々に要請していく。その結果、それは逆説的にも生活コストの上昇についていけない脱落者を増加させた。
・精白は米を、自分の好みで見た目や味を変えることのできる対象へと変貌させる。金を支払うことで、米を自分の好みにあった対象に自由に操作(カスタマイズ)できるできるようになったのであり、そうして米は微細な色や味の変化を味わう私的な享楽物に変わったのである。
・基金を気候変動に基づく自然現象という以上に、稲作を根幹に組み込む幕藩的権力システムの宿痾とみたほうがよい。稲作を奨励していくことを前提として飢饉は発生し、だからこそそれを克服することも難しくなった。
・米価安によって稲作農民の収入はたしかに逓減したが、逆に日雇いや副業で現金収入を得て、米を買い食べる「遊民」が村でも力を強めていくのである。
・身請けでは巨額の金を支払うことで他の客や遊女屋の干渉を排して、客が遊女を独占することが狙われた。心中死はさらにそれを金さえ支払わずに実現することで、遊女の家父長的支配を金をあまりもたないより大衆的な人々にまで解放するのである。
・遊郭には、いわば金を支払うことで階層や身分を乗り越える消費のユートピアがつくられていたのである。
・婚姻市場の中で有効な資産とならない家の娘を何とかお金に換えるために、遊郭は貧家や被差別の家にとって貴重な取引相手とになったのである。
・税金が厳しいと文句ばかり言っている。収入に倍する支出を毎年だらだらと垂れ流しながら、誰も根本のところでは責任をとろうとはしない。政治家も、主権者のはずの国民も。
・みなさん、自分が使うお金は、必ず自分が支持したいという会社の商品やサービスにあてましょう。資本主義国では、自分の消費行動が政治的信条の宣言になるのだ。
・高齢化社会になって、80代でも健康なお年寄りが多い中で、定年後20年も年金を貰って「楽園」で寝そべっている生活がいいのか、それとも自分の経験や技術を生かして、世の中に貢献する生活がいいのか。
・50年代以降、殺戮技術は、金融、通信、後方支援の進歩と相まって、小組織集団(10~20人程度の訓練を受けた献身的な者)の破壊力を桁違いに高めた。
・最も利害が一致するパートナーであった米国からの満鉄共同経営プランを拒絶し、グローバルな金融システムに背を向けてしまいました。こうしたパートナーシップ感覚の欠如は今の時代も続いている。
・最終的に勝負を分けるのは、相互の行き来を相殺した結果として、相対的により多くの資金や情報を集めている国ということになる。
・米国では、大学院に行くための奨学金を目当てに入隊する低所得層出身の学生も多く、実はこうした優秀な人材が、装備のハイテク化を現場で支えてきた面があります。
・ロシアの資金調達を支援してしまうと、確かに目の前の戦争では不利になってしまう。しかし、長期的な国家の覇権を考えた場合、自国市場を閉じない方がよいとの判断を行なったのだ。こんなところにも、英国が世界の支配者になれた理由を垣間見ることがでくる。
・ロシアは自国でクリミア戦争の戦費を調達できず、何と敵国である英国の金融街シティで調達せざるを得なかったのだ。英国はあえて、自国市場をロシアに開放し、資金調達を支援している。
・女性側の軽率な行動がストーカー行為の引き金となることもあります。たとえば、高価なプレゼントを何度もされて断らずに受け取り続けるような振る舞いは、相手に「自分の思いを受け止めてくれている」などという誤解を与えるおそれがあります。
・ルールを守らない人は日常生活がルーズになりがちであり、金銭の管理に関してもスキが多く犯罪者にとっては格好のターゲットとして狙われることが少なくありません。
・お金を返してもらうのが真の目的であれば、警察ではなく、弁護士や司法書士等に相談して、民事手続きによって進めるべきなのだ。
・警察は、罰則のある法律違反に対して、警察権を行使します。でも、金銭貸借の根拠法令である民法には、罰則が定められていません。だから警察はお金を取り戻すという目的では動けないのだ。
・ブランド品というのは、値段がみんなにわかっているから自慢できる、その価値を金額と交換したという満足感なのだろう。思うに、バッグの善し悪しを見る目がみんなにあれば、あんな値段では商売できない。
・仕事は、お金を稼ぐためにする行為ではあるけれど、お金がもらえるという楽しみだけでできるものではない。やはり、なんらかの楽しみが見つかると楽になると思う。
・基本的に、人を待たせる行為は、泥棒と同じである。金や物よりも時間の方がずっと価値が高いから、泥棒より凶悪だ。
・人間は誰でも、自分だけ良ければ良い、今が良ければ未来のことなど二の次だ、人類が滅亡しようが俺の知ったことか、と考える。したがって、大衆の合意によって決断しているかぎり、未来への借金を繰り返すだろう。
・単なる「税金の無駄使い」と見るか、「文化的な豊かさ」と見るかは、その人の「文化度」によるだろう。
・人に自慢したり、見せびらかすことに金を使わないとなると、大金を使う機会なんて、まずないように思われる。
・「公共」とは、民から金を集め、民の意向を選挙で取り入れる「民営」なのだ。
・組織とは、金が出る方を向いて尾を振る単純な仕組みである。
・TVで、お年寄りが「貯金を取り崩さないと生活していけない」と嘆いている場面を流していたけれど、それって、普通なんじゃないだろうか。そのために(老後に備えて)貯金をしたのではないのか。それとも、貯金はすべて子供や孫のためだったのだろうか。
・仕事というのは、得られた賃金に値するようなものを返す行為である。楽しいから、好きだから、憧れていたから、という動機で仕事をする人間には、その自覚が欠けていると感じる。
・円が上がれば、こぞって専門家は「安全通貨の円が買われた」と言う。1000兆円も借金があり、いつ財政破綻するかと世界から注目されている国の通貨がなぜ「安全通貨」なのか、いくら聞いてもよく分からない。
・銀行員は金の勘定はできるが、現場のことは何も知らない。知らないクセに知ったかぶりをするから間違うことが多い。
・合格するための文章であれば、読み手を「そうそう、そのとおりだ」と頷かせれば良い。しかし、たとえば、文章でお金を稼ぐプロになりたいならば、それではまったく不足である。万人が納得する当たり前の意見を書くよりも、「こいつの言っていることは、ちょっと変だ。しかし気になるから、また読んでみよう」と思わせる文章、だいたいは納得できるものの、一部だけ、「そうかな?」と反論したくなる文章、読んでいるだけで刺激的で、これまでになかった思考に触れられる文章、そんな「読みもの」こそがプロの仕事である。訴えたい意見、正しい見識、知識の披露が主目的ではない。
・カーネギーは「金持ちは貧乏人の管財人にほかならない」と言って、築いた巨万の富を次々とバラまいて社会に還元しました。
・お金を持っている人間が保守的になったら、社会は停滞するだけだ。お金持ちはお金持ちの使命として、お金を積極的に使わなければいけないのだ。それをしないで、ただ、安全ばかりを願うのは、お金持ちのやることではない。
・同じものを買うのでも、お金持ちは「投資」として買うのに対し、一般の人間は「消費」として買うのだ。
・合理主義者ほど、無駄を嫌うからだ。しかし、彼らがケチなのはお金に関してではありません。お金が無駄に使われることが嫌なのだ。
・問題は「お金があるかないか」ではなく、「じゃ、あなたはなぜお金がないの」と聞かれたときに、その理由を答えられるかどうかだ。お金が少ないということを知っていて、それで足りないということは、それなりの生き方の努力が足りないということ。
・貧しい人がなぜ貧しいままなのかというと、自分のことを貧しく、不幸だと思っているので、なかなか自分以外のためにお金を使えないからだ。
・お金持ちはクタクタになるまで働いたからお金持ちになったのではなく、クタクタになって働くのをやめたから、お金持ちになったのだ。
・成り金は高いか安いかという「お金基準」でものを選びます。欲しくもないのに「高いもの」「高いとわかるもの」ばかりを選んでみたり。でも本当のお金持ちは好きか嫌いか、便利か便利でないか、「自分の基準」で選びます。
・日頃からお金持ちだったらどうするのか、「お金持ちごっこ」をしていれば、お金持ちの考え方(つまり「あり方」)が身についてくる。
・お財布の口を大きく開けていれば、大きく開けた分だけ、お金が入ってくるが、お金以外のゴミやクズやいらないものも入ってくる。余計なものはいらないから、とお財布の口を閉めてしまうと、欲しいお金も入ってきません。
・お金持ちは、お金持ちの考え方を「習って」きたのだ、お金のない人は「お金のなくなる考え方」を「習って」きた。
・もしお金が労働の「対価」や、顧客満足や、頑張ったご褒美だとすると、お金持ちの奥様は、貧乏にならなければなりません。だって社会に出て働いているわけではないんだから。でも奥様はお金持ちだ。
・「いいお金」だろうが「悪いお金」だろうが、どんどん入ってくればいい。そしてきれいに使えばいい。
・お金を無意識に否定している人のとこにお金は集まりません。パクチーが大嫌いな人の家にパクチーはありません。
・その多国籍性、隠蔽性、無規則性、巨大な破壊などテロリズムの典型的な特徴を持っているがゆえに、われわれはこれを金融テロリストと呼んでしかるべきだろう。
・目下、世界の平和の構築に対する最大の脅威はテロリストの訓練基地ではなく、金融市場である。
・「地方移住の推進」で移住してくるのは、年金生活のお年寄りばかりとなりかねない。これでは「地方創生」ではなく「痴呆創生」になってしまう。
・もらった以上の金を注ぎ込んで、様々な取り組みをした自治体が、挙げ句の果てに「地方創生」ならぬ「地方早世」にならないことを祈る。
・長生きはいいことだという言説は医療機関の金儲けのためのキャッチコピーなのだ。
・誰でも、金を払う奴の言うことはきくものだ。
・0以外の任意の数字を0で割ると、答えは∞(無限大)である。n÷0=∞。お金が50円ある。1日に5円使えば50÷5=10で、10日でなくなる。1日に0円使えば、50÷0=∞で、無限大日後になくなる(いつまで経ってもなくならない)。
・hold outの直訳は「粘り強く」で、金融の世界では債務再編に応じない債権者を意味する。
・誘拐、交渉、身代金支払いをすべて秘密のベールで覆い隠しておけば、筋書きはいかようにもでっち上げられる。言ってみれば、誘拐は空っぽの箱のようなもので、メディアはそこに好きなようにストーリーを詰め込む。
・スペイン内戦を戦場からレポートしたヘミングウェイとは異なり、シリアを報道するジャーナリストは尊敬されない。彼らは潤沢な身代金と交換できる商品に過ぎないのである。
・世界に散らばるソマリア出身者は、北米にいようと北欧にいようと海賊ビジネスに様々な形で出資し、受け取った金はペルシャ湾岸とのコネクションを活用して洗浄している。
・誘拐による資金調達には、このビジネスが盛んになると人質の供給が突然止まってしまうという致命的な欠点がある。
・私たちは「お金が減ると貧乏になる」のではなく「欲望が増えると貧乏になり、不幸になる」のだ。
・お金以上にムダにしてはいけないもの。それは「時間」だ。時間のムダは、お金以上に深刻だ。


リアルが情報に変わる日

・ハリウッドが発展し、ロケをする場所がなくなった結果、ロケ地は、ニュージーランド、モロッコに移り、そこにエキストラの雇用は移ったかもしれないが、脚本家、映画監督、映画スター、映画関連の投資家、弁護士らはすべて相変わらずハリウッドに残って、映画によって生じる富のほとんどはこちら側に残るであろう。
・富豪と一般庶民とを分かつものは、誰もが知っている月並みな真理を実践したかどうかである。
・何かにお金を払うとき、おそらく多くの人が無意識に、何かしらのストーリーを思い描いている。そこで描けたストーリーが、「自分にとってよいものだ」「人生を好転させてくれるものだ」と思えたときに、「お金を払う」という決断をするのだ。
・医師はみな、あまりにも気楽に偽りの希望を与え、家族が銀行預金を使い果たしたり、無駄な治療のために子供の教育資金を食いつぶしたりするように仕向ける。
・自分が大金を手にした時のシミュレーションは常に行なっていた方が良いかもしれないですよね。
・いくら何十万円もする靴を履いていても、それが新品だったら「最近一山あてた成り金ではないか……?」という疑いの余地があります。しかし、10年以上履き込まれた高級靴を履いていれば、その人は昔からお金持ちだったことがわかるのだ。
・ビジネスで成功する人に「節約上手」な人はいません。なぜなら、お金儲けが上手な人は、お金の使い方が上手な人だからだ。
・3日間、財布を開かない「3日間 断金生活」をすることだ。
・都市銀行のカードローンの金利は低くても4~5%、クレジットカードのキャッシングは約18%ですから、この自動貸越の金利がいかに低いかがわかるかと思いる。
・困ったときには定期預金の「自動貸越」を使う。その利息は、預けている定期預金の金利利率に0.5%を加えた年率となる。
・レシートは、すべて捨て、使ったお金の歴史よりも、これから使うお金の未来を意識するようにしました。
・以前はね、小口預金者として椅子にもたれて、待っていればよかった。でも今どき、わずかなお金を無邪気に貯めているなら、笑い者だね。
・イギリス人が言うところの、腐るほど金のある大金持ち(フィルシー・リッチ)なんだ。
・ドイツ語では、お金(ゲルト)と世界(ヴェルト)が韻を踏んでいる。この韻より見事な韻は、まず考えられない。
・アーケードゲームをデザインする際、初心者プレイヤーのプレイ時間が三分程度になるようにするという。それは、プレイヤーに、プレイ料金を「もったいなかった」と思わせない程度にプレイを楽しませ、さらにお金をかけて挑戦したくなる程度に満足させることかできるからである。
・対照グループの判事たちは、50ドルという平均的な保釈金を課した。ところが、自分の死を思い起こされた判事は、はるかに懲罰的な保釈金を課した――平均で455ドル、標準的な金額の9倍以上である。
・あなたがお金や時間やエネルギーをけちけちとため込んでいるとしたら、あの『クリスマス・キャロル』に出てくるエベニーザ・スクルージのように、乾ききった人となるはずだ。
・呼吸はお金のかからない医術であり、呼吸のコントロールを日々練習すれば、オプティマルヘルスや長生きにつながる。
・自分の頭を金魚鉢、思考を濁った汚い水だと想像する。呼吸はフィルターだ。深く吸って吐く息の一つひとつが浄化の呼吸であり、頭の中の汚れた水をだんだんきれいにしていく。呼吸を10回すると、水はほぼきれいになっている。
・貯金の目的を聞いても「いざという時のため」。生命保険も年金も同様だ。「いざという時」の具体的なイメージがないから、同じ目的のために貯金・年金・保険の三重投資をしている。
・人は個々人の弱点から老化する。私とほぼ同じ年でボケてしまった女性は、お財布の中身、つまりお金の価値と、出歩くのに必要な金額とを連動して考えられなくなっている。
・だいたい税金をたいして払っていない者ほど、公務員などに向かって「誰の金で飯を食ってると思ってるんだ!」と言う傾向がある。
・たとえば新作映画が封切になったとき、自治体が「お金に余裕のない人」向けに、市のホールなどを使って、同じ映画を無料で観せたりしたらどうだろう。たちまち映画館は閑古鳥が鳴き、映画会社や配給会社は大きな痛手をこうむるだろう。今、図書館が小説に対して行なっていることはまさにこれなのである。
・今日でも、600万人に及ぶケベック系住民の約3分の2は2600人の初期開拓者まで祖先を遡ることができる。フランス系カナダ人は遺伝学の金鉱山と言える。
・現在、程度の差はあっても世界中で所得と富の分配の不平等化が進んでいる。その原因は経済成長率と資本の収益率を比較したとき、後者が前者を上回っていることにある。
・食料品は豊富だが、料理の仕方を知っている人はほとんどいない。
・営業免許取得のため、ロンドンのタクシー運転手はこういう道路のすべてを隅々まで知りつくす必要がある──百科事典並に豊富にたくわえたロンドンの道路情報のことを、業界では誇りをもって「蘊蓄(ザ・ナレッジ)」と呼ぶ。
・貧しさは人間を狂わせる。同じように、あり余る富も人間を狂わせる。
・質問をするとき、多くの人は専門家や知識が豊富な人に聞こうとする。でも、それでは常識を超える発想はなかなか出てこない。
・固定資産税の主要な狙いは、登記を義務づけ財産権を保証することだ。富の再分配を狙ったものでは決してない。
・戦争は全てのカウンターをゼロ、あるいはゼロ近くにリセットし、必然的に富の若返りをもたらした。この意味で、20世紀に全てを水に流し、資本主義を超克したという幻想を生み出したのは、まさに二度の世界大戦だった。
・1940年に60歳で、爆撃、接収、あるいは破産によって持てる全てを失った人が立ち直れる望みはほとんどなかった。おそらくその人は1950年から1960年の間に70歳から80歳くらいで遺産もないまま死んだだろう。これとは対照的に、1940年に30歳ですべてを失った人には、戦後に富を蓄積する時間が十分にあり、1950年代に40代になった頃には70代の人々よりも裕福になっていただろう。
・どんな時代のどんな社会でも、人口の貧しい下半分は、実質的に何も所有していない(だいたい国富の5パーセント程度)。これに対し、富の階層のトップ十分位は所有可能なものの大半を所有している(だいたい国富の60パーセント以上で、90パーセントに達することもある)。人口の残りの人々(いまの仕分けでいうと中間の40パーセント)が国富の5-35パーセントを所有する。
・テクノロジーは常に、特権を持った少数の人々からはじまるものだが、その中でも巨万の富を得るのは、そのテクノロジーを大衆まで広げた人だ。
・豊富な読書量を誇り頻繁に旅をする人や、さまざまなことに興味を抱き、幅広い教養を身につけている人ほど、多くの物事を結びつけ、創造性を発揮できる。
・この新しい世界では「自主的に学べる人」「創造的で問題解決力に富む人」「変化し続ける状況に適応できる人」が求められている。
・嘘に騙されなければするはずがなかったことを実行させるのは、案外簡単である。何かを購入させるにせよ、方針を転換させるにせよ、その業界のことをよく知っていて、人脈も豊富で、真面目で誠実というふりをすればいいのだから。
・ローマ帝国衰亡の原因の一つは、貴族が商業に従事することを許し、その結果として少数の元老の家族によって富と権力が独占されたことにある。
・モンテスキューは、貴族を商業から締め出すことは、富が権力者の手に集中することを防ぐという点で、望ましい社会の政策であることを明らかにした。
・世界有数の大富豪・ファーストリテイリングの柳井正氏の豪勢な自宅は、渋谷区の閑静な高級住宅街にある。柳井氏の自宅には、グーグルマップでバンカーが確認できるほど大きなゴルフ練習場がある。
・無から有を作る人、アイデアが豊富な人というのは、とにかくさまざまなジャンルの資料を、大量に読み込んでいる。
・個々のゴミ拾いとドブさらいが自分でかき集めたものは、そのままでは誰も富を蓄えることなどできないのは疑いようがないが、骨やぼろや犬の糞でも「大規模」に集めれば、すなわちある一人の「親分」のもとで多くの人が働けば、人々が厭う大都市のゴミが大きな富の源になる。
・24の強みとしての特性を測定可能にしたのが「VIA-IS」と呼ばれる自己診断ツールだ。さまざまな実証研究がなされており、エビデンスも豊富だ。この無料診断ツールは、メイヤーソン財団のサイトから使用することがでくる。
・古河財閥傘下の古河電気工業が、ドイツのシーメンスと提携して、1923年に設立した富士電機製造株式会社(現・富士電機)に端を発する。古河の「ふ」とジーメンスの「じ」で「富士」という。
・ここで描き出しているのは、経験が豊富な部下からの軽蔑を恐れて、彼らに激昂し、暴力を振るうしかなかった学徒将校の虚勢である。
・経済のグローバル化が進む中で、「国富」とか「国民経済」という観念が揺らいでいる。そうなれば、「国民」や「国家」という観念もまた、揺らいでいかざるを得ないだろう。
・メレンゲを最初に作った人ってすごいですよね。生卵を割って、それを黄身と白身にわけようって考えただけでも一頭地を抜きんでた発想なのに、見るからに栄養豊富な黄味のほうならまだしも、その白身のほうだけをかき混ぜようだなんて。予想できるわけないじゃないですか、白身だけをかき混ぜたら、あんなホイップクリームみたいになるなんて。
・知識社会化にともなう富の二極化は、人種や民族を問わずこれからも拡大していく。そう考えれば、人種的なポピュリズムより、「知能によって排除されたすべての有権者の側に立つ」候補者の方がずっと強力だ。
・ネットメディアは、豊富な情報へのアクセスを容易にしたが、データだけではなく判断の基準となる価値観の尺度も対にして提供するようになった。
・人間は持っているものを手放したがらない。失わないと確信できて初めて、もっと多くを手に入れよう、富を殖やそうという気になる。
・ニコロ・マキャベリ同じく三つの動機を挙げたが、その三つに順序をつけている。三つとは、安全と富と威信である。
・幸福になるための最大の鍵は、遺伝子の性質を変えることにあるのではなく、「環境を変えること」(つまり、富や魅力、もっといい同僚を求めること)にあるのでもなく、「私たちの日々の意図的な行動」にあるのだ。
・ピケティ理論のエッセンスとなっているのは、r>gの法則とよばれるものである。ピケティ氏によると、歴史的にいつの時代も、資産の収益率(r)が所得の伸び(g)を上回っており、これによって富を持つ人とそうでない人の格差が拡大しているという。
・経済活動を通じて富を形成する方法は、実は2種類しかない。ひとつは、毎年の年収を最大化して、それを貯めていくやり方。もうひとつは、資産を保有し、その価値を高めていくというやり方である。
・世界中から集まった富裕層と話していると、こうした生活上の不満について文句を言うのではなく、うまくチャンスに結びつけようという姿勢を持っている。
・富裕層は値切るという行為はほとんどしない。これは、一度ハードに値切り交渉をして、手間がかかる人物とみなされることで、良質な話が次回まわってこなくなるリスクを避けるためだ。
・シンガポールでは4つも5つもベッドルームを備えた、リビングも十分に余裕のあるコンドミニアムが多くあるので、ホームパーティが好きな富裕層にも多くの選択肢があります。
・若い富裕層ほど電話を嫌いる。これは自分の都合と関係なく強制的に時間を奪われるからだ。
・経済的な成功の意味は、その富を奢ることではない。富を自分の価値のあると思うことに、自由に使えることだ。
・シーパワーの国は、隣国とはとりあえず海で隔てられているから、海を使って世界各国と貿易を行ない、富を増やすことの方に熱心となる。一方、ランドパワーの国は隣国と地続きですから、自国領土の保全を最優先に考えざるを得ません。このためどちらかというと閉鎖的になり、ビジネスには積極的ではありません。
・テクノロジーは、富と成功における既存の格差を増幅する。もともと語彙が多い子供は、ウィキペディアからより多くを学ぶことができる。行動に問題のある生徒は、ビデオゲームに気を散らされる可能性が高い。
・一部の支配者層に富が集中している時代なら自然は破壊されないが、格差がなくなると、支配者層が土地を手放し、細切れになって庶民が家を建てる。
・人は、裕福になるほど右派的になり、「社会福祉の拡大」や「富裕層への増税」といった、富を分配する政策に反対するようになるという調査結果があります。
・マンションを買うことを考えてみると、富裕層は都心部の優良物件以外は買いません。これは世界中のどの都市でも同じだ。これに対して、一般人は通勤圏、駅に近いなどの理由で、郊外にある資産価値が下がるのが確実なマンションを「マイホームを持ちたい」という理由だけで買ってしまいる。これは、投資ではなく、単なる消費だ。
・時間に関して私たちと富裕層とどこが違うかと言えば、私たちが時間を無駄に使っているのに対し、彼らは時間を有効に使っているということ。
・いまの富裕層の最大の特徴は、いつも忙しく働いているということだ。そして、働くことを楽しみ、その合間に人生を楽しむことを忘れないということだ。その意味で、現代の富裕層はワーキングリッチとも言えます。
・富裕層とは、一般的に資産がワンミリオン(米ドルで100万ドル)を超える人々(世帯)を指します。
・貧富の……いや、社会に対する各人の有用性の差が決定的な生死の境目となりつつある時代だった。
・ソマリアの海賊は東アフリカからペルシャ湾岸の富裕国を目指す移民の密入国斡旋に商売替えしたのである。
・大きく下げたときに、大底の安値で資産をたたき売って処分する人から、大底を待っていて安値で買う人に、富が移動することになる。つまり、知恵を使わず準備してこなかった人から、知恵を使って準備していた人に富が移動します。
・全国行脚の中で、神童・モーツァルトは、同年代の誰よりも豊富な「音楽の記憶」を頭の中に蓄えていくことになりました。これは彼が作曲家として活躍する上で、圧倒的なアドバンテージをもたらした。
・哲学者たちは富を軽視した。それは、貧困による屈辱から自らを守るための策略だった。
・人が欲するのは富ではなく、豊かさにともなう尊敬と高評価である。
・武器の闇市場を仕切っているのはブローカーであり、違法な腎臓移植を仲介してボロもうけしているのもブローカーである。いまやブローカーが、あらゆる分野の違法取引を支配しているのである。
・組織犯罪はいまや、昔ながらのマフィアの世界ではない。チャンスとリスクが一瞬にして入れ替わる、生き馬の目を抜くようなグローバル市場では、マフィアのような中央集権的で厳格な階級制は、まともに機能しない。
・若い世代は、PCとかタブレットとかスマホとか、新品が常に最善であるITハードについてはがんがん新品に買い替えるけど、、新品と中古に劇的な差がない自動車や家に関しては、中古市場を利用したりレンタルで済ませたりする。
・小さな店や企業はたいてい、価格だけでは競争できない。価格で競争して利益を出せるのは、その市場で最も低い価格を提供する企業だけである。
・ネットフリックスが「延滞料なし」というふれこみで登場したとき、ブロックバスターは延滞料のせいで常連客が離れていくかもしれない危険に気づいたが、市場シェアを大幅に奪われ、持ち直すことはなかった。
・テクニカル分析は、株式市場が集合心理(「大衆心理」)の反映であることを理論面の支えとし、大衆心理の波がパニック、恐怖、悲観と自信、楽観、強欲との間を動くことを前提し、将来の価格動向を予測する。
・平野部で発生する雷雨、海上で発達するハリケーン、地表での霧の形成といった現象のそれぞれに異なる理論が構築されている。市場や経済の科学もこれと同じように、一つの普遍的理論を追求するのではなく、多彩な関連モデルや理論を取りそろえることを目指すべきなのだ。
『市場は物理法則で動く』 [☆☆]
・どんな技術も商品も誰かの幸せの役に立たなければならない。だから新市場ができる前にはその幸せがイメージできなければならない。
・経済は変化する。技術も変化する。市場も変化する。制度も政治も変化する。そして、なにより人の心が変化する。このようなことが一度に起こると、誰もが予測できないパラダイムシフトが起きる。
・「今、ルネサスの社長に求められていることは何だ? 技術がわかることか? 市場がわかることか? 経営戦略論に精通していることか? 混乱し、意気消沈しているルネサスに、そんなものは二の次だ。元気があって、大声で吼えることができる奴だろう。だとしたら、鶴丸氏は最適なんじゃないか?」という意見を聞いた。この意見は、乱暴ではあるが「なるほど」と思わざるを得なかった。
・破壊的イノベーションとは、市場を支配している製品より機能は落ちるが、「安い、小さい、使いやすい」といった特徴を持つ新製品が爆発的に普及することによって、既存の製品を駆逐する現象のことである。
・イノベーションとは、何回言っても日経新聞がその誤訳を改めようとしない「技術革新」などというものではない。経済学者のシュンペーターの定義によれば、イノベーションとは、「発明と市場の新結合」である。
・新しい技術を持った競合企業が、既存製品よりも性能は劣るが安価な製品やサービスをもって市場に参入するとき、破壊が起きる。新しい競合企業は、新しい技術とビジネスモデルを活用して製品やサービスの改良を重ね、ついには既存企業の顧客のニーズを十分満たすようになる。
・インド製の手織物の大半は、かつては非常に品質が低く、単純な色と粗悪な素材を用いており、パターンも粗雑なものだった。今日では「手織り」といえば高品質の織物であることを示す。これは、市場における粗製品の部門を、機械織り製品が一手に引き受けるようになったためである。
・私有財産と市場経済は、自分の労働力しか売るモノがない人々に対する資本の支配を確実にするだけが役割ではなかったということだ。それは何百万人もの個人の行動を調整するのに便利な役割を果たすし、それがないとなかなかやっていけないのだ。ソ連式の中央集権型計画が引き起こした人的災害は、この点をかなり明確に示している。
・アフリカやアジアでは、物価は富裕国のだいたい半分くらいだから、比較にあたって市場為替レートを使わず購買力平価を使うと、GDPはおよそ倍増する。これは主に、貿易できない財やサービスの価格は低いからだ。
・民間の安全ビジネスが栄えるということは、国民が国家の提供する安全サービスだけでは安心できず、民間市場から安全サービスを買っていることを意味している。つまり「国家が国民に対して十分な安全を提供できなくなった」結果としての現象だといえるのである。
・多くの都市が世界遺産の認定を得ようと必死になるのは、「世界遺産を見に行くための旅行市場」がグローバルに確立されているからだ。
・リアルタイムで見てもらえるスポーツコンテンツの価格だけが、高止まりしているのだ。換言すれば、テレビ市場で評価される価値が、「視聴率の取れるコンテンツ」から「リアルタイム視聴率の取れるコンテンツ」に変化したということだ。
・今でこそスマホ関連の技術者は労働市場で高く評価されますが、10年前にそんな技術を持っていた人はほぼ皆無だ。同じように、10年後に強く求められる技術分野を予測するのも不可能だ。
・今後、国内での自動車販売数を再び増加させるために必要なのは、「よりよい車の開発」ではなく、「車が提供できる価値の再定義」だ。自動車市場で取引される価値が(移動や運搬という価値から)劇的に変わらない限り、人々の車離れがおさまることはない。
・マーケットの価格を動かしているのはファンダメンタルズなどではなく、市場参加者が将来何が起こると思っているかという集団心理なのだ。
・おおよそ10年に1度は、株式市場のバブルはやってくるのである。投資で失敗する人のほとんどが、この事実を知らずに、最も株価が高い時期に投資をスタートしてしまう。
・高い価格に反発する人たちはすでに市場から離れてしまっただろうから、価格はさらに上がっていくことになるだろう。
・市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である。
・第三世界のいたるところに「グローカル」な地域が生まれつつある。つまり局地的(ローカル)に限定された地域でグローバルな市場のための生産が行なわれていて、この領域の安全は大部分が民間軍事会社が担当している。
・今では衛星写真情報をどんな目的にでも利用できるまでになっている。組織犯罪は人身売買やドラッグの密輸に、鉱業は原料の発見に、企業スパイ会社は株式市場での思惑にとそれぞれ用途がある。
・数百万という新築の住宅が必要とするドアや窓枠や屋根材、浴室設備や配管システムや電気系統の備品は、巨大な市場を形成する。アフリカの人口は急増している。
・優良企業が既存の性能指標の改善に没頭する「持続的イノベーション」を続ける中で、新興企業は異なる性能指標を重視する足掛かりの市場を通して「破壊的イノベーション」をもたらす。
・市場経済では利益は差異から生じます。
・「市場規範」ではなく「社会規範」に訴えろ。わかりやすく言えば市場規範とは「カネ」、社会規範とは「良心」のことだ。たとえば道端で車から大きな荷物を下ろすのに手助けが必要な時、「500円出しますから手伝ってください」と呼びかけますか? きっと誰でも引いてしまう。見知らぬ人でも「お願いします」と不通に頼めば意外と手伝ってくれるものだ。
・ビジネスの現場でも「カネの問題じゃない。信義の問題なんだ」というケースは当然存在します。企業は「市場規範」に沿って運営されているが、それを動かしている人間は「社会規範」に沿って生きている。
・権力には社会的役割があるということだ。その役割は、単に支配を行き届かせたり、勝者と敗者を生み出すことではない。この力は、コミュニティ、社会、市場、そして世界をも形作っているのである。
・ゼロデイの脆弱性を1つ発見するだけでも、きわめて稀なことと考えられていて、脆弱性に関する情報には、闇市場で数十万ドルの値がつくこともあるほどだ。
・よくあるミスは、主語が「自分」になるということ。「私はこう思っている」「我が社はこう考えている」といった言葉が頻発しているようであれば要注意。そうではなく「今後、お客さまが~」「今後、市場が~」「今後、競合が~」と、主語を三人称にして書くことが重要だ。
・近年ヒットした食についてのドキュメンタリー映画には、共通の特徴がある。それは、他の人たちが市場において行なう選択に対する、意地悪でどこか独善的なアプローチである。
・自己啓発本は市場が飽和しているので、著者が美人だったり、障害を負っていたり、何かのセールスポイントがないと読者の興味を引かない。
・今日の市場のあり方は、空爆が激しかったころに対空砲を開発した企業と似ている――より多くの国民を守るために使うのではなく、市場で武器商人に売るためだけに作っている。
・20世紀の政治体制と市場を大きく二分したのは、左か右かだった。21世紀の基準は政治的・経済的に開いているか、閉じているかだ。
・携帯電話利用者数が世界人口の93パーセント以上、電力の利用が83パーセント以上に達するなど、サービスが不十分だった市場に技術が急速に浸透するとともに、BoP層に対する視点に根本的な転換が起こった。
・第一の罠は、「満たされていないニーズが市場を形成しているという思い込み」である。例えば、眼鏡を必要としているインド人が何人いるかを推定するのは簡単だが、そのうちの何人に眼鏡の購入能力があるかを、さまざまなプライスポイントで見極めるのは、はるかに難しい。
・市場は「効率的に」真実を見つけるのではない。結論――しばしば誤った結論――に落ち着くのが効率的なだけだ。
・学んだことがあるとすれば、社会通念と真実の間には何の関係もなく、効率的市場仮説(市場は効率的であり、どのような情報を利用しても、他人より高いパフォーマンスを一貫して上げることはできないという説)がインチキだということだった。
・はっきり言えば、大量の紙くずがあってこそ光るものがあるのであって、紙くずはなければ困る。つまらない本がないと市場も広がらないし。
・今やデバウ商会は、商会というよりも市場を領地とした商人国家ですな。
・資本主義への批判の多くは、市場対個人、個人対国家、国家対市場いう通俗的な対比の延長でしかない。
・車を売ろうとしたけれど思った値段で売れなかった人がいたとします。その失敗の原因は、自分以外の一時的で特定なものにある(例「冬場は買い手市場だから」)と考えれば、楽観主義と呼ばれる。原因は自分の中にある長期的で一般的なもの(例「私は口がうまい人が苦手だ」)という悲観的な考え方と対照的だ。このように、「結果をどう説明するか」が重要なのだ。
・資本主義経済が発達し、あらゆるモノが貨幣に置き換えられていくと、人は債務を負っても、すぐに市場で労働を貨幣に換えて、負債を支払うことができるようになった。
・地域で消費が増大していくことで、大坂市場に持ち込むまでもなく米が吸収されていくのであり、その結果として大坂に集まり貯蔵された米を示す越年米高も、19世紀に入ると急速にしぼんでいる。
・80年前、イギリスの若い経済学者が問いかけた。なぜ企業は存在するのかと。彼が出した答えは今も魅力的だ。企業が存在するのは、企業内部での取引によって、市場での「取引費用」を減らすか、なくせるからだ。
・戦争は常に起きているわけではなく、軍は企業のように、コンスタントに市場のフィードバックを得られるわけではない。
・アップルが利益を上げているのはすぐれた製品を作っているからだけではなく、世界で最も裕福な人々を市場に選んでいるからだ。
・留守番としてしか働くことができない人たちに運気が向いてきて需要の高まりが彼らを利することになりそうなときには、ゲームのルールをもっと柔軟にして外国人労働者の輸入を認めようとする圧力が働き、市場の力が役割を発揮することが阻害されます。
・ゲイという人種は人口のある程度を占めていて、しかも女房子供を育てなくていいから、富裕層が多いわけ。だから、市場的に優れている、ということが分かっている。
・ソニーの没落の原因は、確実性が高そうな商品での勝負に走り、その結果、逆説的に競合他社との違いが小さくなり儲からなくなったため。
・国によって価格差が生じるのは国境があるからで、その価格差がビジネス・チャンスを生み、違法取引業者を儲けさせているのである。
・音楽はふつう、重さで量れない。しかし、たとえばスペインでは、音楽や映画の海賊版1キロと、大麻樹脂1キロでは、海賊版の方が五倍儲かる。
・不満買取センターという会社は、不満をひとつ10円で買い取ってくれます。購入された不満は整理分類され、興味がある企業にひとつ5円で販売されます。買った値段より安く売って儲かるのは、10円で買った不満を、複数の顧客に売ることができるからだ。
・供給過多の市場で「よい商品を作れば売れる」などと言っていては、マーケット感覚の欠如を露呈するだけだ。マーケット感覚のある人は、「どんなによい商品を作っても、供給者が多すぎると儲からない」と理解している。
・投資て儲かる秘訣とは、みなが売っているときに買うこと、みなが買っているときに売ること。つまり大衆の逆を行くことだ。
・いつまでも儲からない商売にこだわったり、気が合わない人間と関係を続けるのは人生の無駄だ。利にならない仕事や関係など捨て、早く新天地に踏み出したほうがいい。
・「株を運用⇒(ならば)株で儲かった」という命題が、「大(必要条件)⇒小(十分条件)」になっていることがわかる。命題において「大(必要条件)⇒小(十分条件)」は必ず偽でしたね。つまり、「株を運用すれば儲かる」という命題は真ではありません。余事象=反例がありますから、偽だ。
・自分がそれで儲けられるという筋書きにリアリティがないならば、やめておくほうが無難ではないか。勝ち組の5%の人は特別なパワーと運を持ち合わせた人なのだ。
・「何で儲かりたいの?」とか考えることができれば、「適当にちょっとあればいいじゃん」ってことになると思うんですけど。
・商売で一番儲ける方法をご存知か。大きな情報格差があってまるで疑うことを知らない無垢な人を相手にする場合、あるいは供給元が他になくて独占状態の場合に、商売は一番儲かるのだ。これは太古の昔から世界共通の事実だ。
・進歩と富は公平に分配されるわけではない。一部の人間は儲けるだろう。ごく一部の人は途方もなく儲けるだろう。だが多くはかやの外に置かれる。
・あまり試されていない新しいコンピュータ・システムを大急ぎでインストールすれば、しかもそれがテクノロジー企業やアナリストの主張で加速された場合であれば、必ずと言っていいほど買い手は幻滅し、売り手は大儲けする。
・儲けが出る相手には先に納品して、儲からないところは後回しにする。そして、クレームが来てから、値上げの交渉をする。
・資産運用は、マジョリティが正しい時にその動向を把握して、それに沿った動きをしていたとしても大して儲けることができません。まれにある、マイノリティが正しい瞬間を見抜き思い切って勝負しなければ大きく勝つことができません。
・「殺到する経済」とは、「「儲かる」と思われる業種にドッと大勢の人々、会社が押し寄せて、すぐにその商品が生産過剰に陥り、価格が暴落して、参入した企業が共倒れになる経済のこと」を指す。
・人を使うことに憧れ、少し儲かると、すぐに社員を増やそうとする事業家もいる。
・形に囚われて、形を真似ても、本質を得ることはできない。真似ているうちに、それに気づくことがあれば、まだ儲けものだ。
・キャピタリズム(資本主義)は買値と売値の差異を駆動力とする運動システムであり、一つひとつの品物についての差異(すなわち儲け)は少なくても取引量が多くなれば、トータルの儲けは大きくなる。
・今までは自然の力が大きくて、そこからエネルギーを採って経済が伸びたり個人が儲かったりしたんだけど、今そんな感覚で科学技術をやったら、世の中そのものが消えてしまう。
・人との結びつきの重要性は、「時間は金や権力では手に入れられないもの」という事実から生まれる。彼らが入念にスケジュールを組み、非常に大きな見返りをもたらしてくれる相手としか時間を共有しないのは当然であろう。
・ガルフストリーム社の内部規定では、年間収益が10億ドル以上の企業または金融資産が2500万ドル以上の個人にのみ販売することになっている。
・大事なのは、お金が人生の保険だということを常に自覚し、どうやったらその保険を有効活用できるかを考えることだ。
・お金は最高の常備薬なんだ。
『99歳ユダヤのスーパー実業家が孫に伝えた無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣』 [☆☆]
・世の中で起きていることは、何ひとつとして他人事ではありません。自分のお金や生活にどれほどの影響が出るか、ニュースを追いながら見積もれる人になりましょう。
・財布に入っているのは僕の全財産のうち1%にも満たない額だよ。大事なお金は銀行にある。財布なんかにこだわるよりも、貯金通帳を大事にしたほうがいいと思うよ。
・ICカード乗車券の残高が足りず、改札機で足止めを食らっている人を見かけます。僕は、そういう人にはお金を貯めるセンスがないと思っている。改札口で「ピンポーン!」と鳴ってしまったら、それは貧乏アラーム。
・お金は持っているに越したことがない。貯金の多さは選択肢の多さ。遠い将来に備えるためというよりは、今の自分が自信を持って生きるために、貯金をしましょう。
・ごほうびと考えるか、投資と考えるかで、手に入るものはずいぶん違ってくる。一着のスーツを買うときにも、「ボーナスが出たから買おう」ではなく、「いい仕事ができそうなスーツを買って、給料アップを狙おう」と考えるのだ。投資思考を身につけられれば、ハッピーにお金を使えるようになる。
・きちんと税金を払うことこそが、もっとも簡単で確実な社会貢献の形だと僕は思いる。
・自動車のスピードメーターは、いつもその瞬間の車の速度を示している。「一時間前に時速百キロメートルでした」と言われても、何の役にも立ちませんよね。お金も同じだ。今この瞬間にいくらあるのか、いくら使っているのか、それが明確にわかっていることが大事なんだ。
・目の前にある財布の中に、いくら入っているのか、あなたは言えますか? 誤差が五百円未満なら、大丈夫。あなたはちゃんとお金の管理ができている。誤差が三千円以上の人は、残念ながら失格だ。自分のお金に鈍感すぎます。
『毎日○×チェックするだけ なぜかお金が貯まる手帳術』 [☆☆]
・「富を誇示する成金になるな」が彼女の信念のようだ。
・子供たちの最良の手本は両親である。まずは生活の中で親が子供たちにきちんと収支を管理する姿を見せるのが、金銭教育の基本だ。自ら節度ある家計管理をできずして、子供に上手な小遣い管理を期待しても無駄である。
・低金利が続く社会では、投資概念の有無で個人の財テク収益に大きな差が生じる。
・金持ち家庭における成人した子供の生産性の低さの最大原因は、親の行き過ぎた援助。
・「読書」と「金持ち」の間には、一見何のつながりもないように思われる。しかし金持ちの多くは、とんでもない読書家だ。
・「収入-支出=資産」という事実だ。金持ちになる道は至極単純だ。収入が常に支出を超えていればよい。収入が支出を上回るよう家計を維持すれば、誰でも金持ちになれるのだ。
・基礎体力をつけずに小技だけ磨いたアスリートは、短期間には好成績をあげられても、長期的には力を出せない。金持ちも同じだ。
『大富豪のお金の教え』 [☆☆]
・通常は高い税金を払って福祉を受けるはずだが、あまり税金を払わずに高い福祉サービスを受けることができるので、個人は貯金ができて、国に借金が増えて、個人がその国債を買うことができるのだ。これはただ単に両建てをしているということだから、架空の貯金に対する架空の国債であるため金利がつきません。
・昔はよかっただね。議員にたっぷり献金さえすれば、どんなズルもわがままもまかり通ったのだから。昭和はカネで何でも解決できる夢のような時代だったんだ。
・やっぱりお金持ちはうらやましい。だから毎年暮れになると、ラクして大金を手にしようと欲の皮つっぱらせた連中が年末ジャンボ買うために、西銀座チャンスセンターに長蛇の列を作るんだ。
・詐欺にひっかかって、たやすく大金をダマし取られてしまうようなバ──失礼、純朴なかたが、そもそも、いったいどうやって数千万円もの財産を築けたの?
・せっかくロンドンに住んでいるのに、ロンドン塔に行ったことがない人は山ほどいる。お金に余裕がないときこそ、身近な場所を訪ねる絶好の機会だ。「近場にしか行けない」のではない。「近場に行けるチャンス」なのだ。
・ハーレムに暮らす100万人以上の住民が法の支配を破る決心をして、パーク・アヴェニューに暮らす数千人の富裕な市民の豪華な家への略奪と破壊を始めたら、警察にできることなどほとんど何もない。パーク・アヴェニューの住民を実際に守っているのは、警察ではなく、金持ちと貧しい人々の間の社会契約なのだ。貧しい人々は金持ちの財産を侵害しないことに同意する代わりに、金持ちもまた、貧しい人々と同じ法をきちんと守ることに同意する。
・かつて勤めていた会社の月給はシンプルに「年齢×1万円」。この金額で生活にはまったく不自由していませんでした。
・インターネットにアクセスすれば、お金があまりない人でも多くの知識と娯楽を得られる。しかし、それが景気後退を深刻化させている面もある。インターネット上に娯楽が豊富にあるせいで、消費がますます落ち込んでいるのだ。
・政治家は有権者の歓心を買おうとして減税策を打ち出す。減税を行なえば、たしかにさしあたりは実質所得が増える。しかしその政策は、国の借金を増やし、国民の不満を先送りにした挙げ句、将来的にはかえって不満を増大させてしまう。
・人間の働き手に支払われる賃金は、同様の業務をこなす機械の製造コストを上回ることができない。機械をつくるより金がかかれば、誰も人間の働き手を雇わないからだ。
・知事は誰にでもいろいろなことを約束し、自分の権力を印象づけようとする。しかし、その意気込みが一週間以上続くことはほとんどない。知事が提供できる資金はないし、人格は、その約束と同じ程度の価値しかない。
・人生における偽りの道とは、一般的に、間違った理由──金、名誉、注目など──に惹かれて選ぶ進路である。
・製造されたもののほとんどが、雇い人であろうと雇われ人であろうと、それをつくることを楽しんでいない人々によってつくられているのである。企業に属する人々の目的は、その製品自体にではなく金にある。
・お金が実際の消費財ではないのと同じように、書物は生ではない、教典を崇拝するのは、紙幣を食べるようなものである。
・「スーパーサイヤ人」に変身することで戦闘能力を向上させます。そのとき髪の毛が金色に、目が青く変化するのだが、これに対してフランスでは疑惑のまなざしが向けられたのだ。というのも、その姿が「ナチス・ドイツの理想化したアーリア人にそっくり」というのだ。
・塩の密輸にうまみがなくなったのは、いまからほんの百年前だ。より新しく、より金になる商品の登場によって、塩の相対価値が低下したからである。
・活動家たちがどんなに気高い目的を持っているとしても、成果をあげられるかどうかは、手段、行動力、資金力、交渉力、人材獲得能力といった実際的な部分にかかっているのである。
・規制、課税、条約、法律などものともせず、現代の世界市場では、事実上、金になるものなら何でも売られている。
・つまるところチャップリンが言ったとおりなんだ。人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ。想像力を持ち、世界のルールを知る。そして勇気を持ってそこに踏み込む。それさえあれば、ほんの少しのお金で充分だと思える。
・きっとここにいる誰もが、同じことを書いているのではないか。皆が揃って、同じような茫洋とした夢や欲望のためにお金を求めている。
・キミらみたいな貧乏人は、入ってくるお金と、出ていくお金をまるで別物やと思っとる。だから目的もなくただ貯金してたかと思ったら、ある日突然浪費してみたりする。金というのは入ってくるんと、出ていくんとを組み合わせて初めて意味が出てくるのに、その意識がないんや。
・諸悪の根源はお金そのものではなく、お金に対する愛である。
・ほとんどの女にとってのお金って、自分のお金のことじゃないと思う。愛した男のお金なんだと思う。
・人間は信用にしかお金を払わない。信用のためには、誰もが知っている「分かりやすさ」が必要なんだ。
・お金で幸せを買うことはできないかもしれない。だが少なくとも自由を手に入れることはできる。好きなようにする自由。嫌いなことをしなくて済む自由。
・毎回、何も考えずに福引きにチャレンジし、あたりまえのようにティッシュを受け取って帰る。それは、まるで金持ちと貧乏人の差のようだ。ティッシュしか当たらないと思っている人間は、一生ティッシュしか当たらない。ハワイ旅行が当たるということを明確にイメージできる人間にしか、ハワイ旅行は当たらない。
・毎日多くの人が「金持ちになれる本」を借りていく。まるで宝島の地図を求めるかのように。
・iモードの功績は大きいだよね。ネットサービスにちゃんとお金を払う文化を作ったという。ニコニコ動画が成功した理由の一端も、iモードのおかげだと思っているんだ。iモードに慣れた世代のユーザーがたくさんいたので、そういう人達がプレミアム会員になってくれたんだ。
・自分のホットシステムの引き金(もし彼女が新聞を読んだら)や、内面的キュー(もし怒りを感じ始めたら)を、自制戦略(そのときには深呼吸して、100から0まで逆に数を数えていく)と結びつける「イフ・ゼン」実行プランを立てて練習すれば、そうした戦略は努力しなくても自動的に実行に移せるようになる。
・言葉はお金のようなものだ。少なくて済むところになぜ必要以上に使うのか。言葉にも予算があると考えて、ムダ遣いを止めて効率的に話そう。
・公正労働基準法は、最低賃金を時給7ドル25セントと決めているが、チップ収入のある従業員は、それを下回る2ドル13セントで雇っても構わないと明記している。
・少しでも安い従業員を探せばいいというものでもない。なぜか? 金を惜しめばそれなりの人材しか集まらず、最低賃金の従業員では満足に仕事をこなせないからだ。その一方、雇用主は最も生産性の高い従業員をほしがっているわけでもない。有能な人材を雇うのは高くつくからである。
・駐車料金は1時間当たりわずか25セント。その金額で、メーター購入と設置にかかる費用に加え、料金を回収する人件費を賄えるとは思えなかった。ところが、ある日、からくりがわかった。車に戻ったら25ドルの駐車違反切符があり、10日以内に払わないと罰金は40ドルに増えるという。なんともすばらしいビジネスモデルだろうか。どうりで違法駐車の監視員が大勢いる。これは、延滞料を払わせるクレジットカード会社や、ビデオ・DVDのレンタルチェーン店ブロックバスターが、一時期、採用していたのと同じビジネスモデルである。
・どちらもビジネスモデルとは言えません。ビジネスは、製品に対して実際に代金を払う顧客を得て、初めて成立するものだからだ。
・金融アナリストは、自分がインフレや会社の売上高などを予測する際には、自分の力で情報を評価していると言い張るかもしれない。しかし2004年の研究では、アナリストたちの予測が追従しているのは、主に他のアナリストの予測だということが明らかになっている。
・オプションや、それと同類の特殊な金融商品のようなデリバティブ商品は、あらゆる種類の取引や交換を可能にするためのツールにすぎず、人間の想像力が唯一の限界なのである。
・拍手というのは、社会現象としてはそれほど重要なものではない。しかしこのような、ある状態(静寂)から別の状態(拍手喝采)へと変化する集団的行動のパターンは、インターネットや住宅ブームのような何か新しいことが到来すると、他人の取った一つの行動を見て、全員がそれに殺到するという金融市場の状況と、大きな違いはないのである。
・経済学者は何も問題はないと言い張っていた。それは、彼らの「金融気象」とも名づけるべき教科書には、穏やかな青空についての理論しか載っていないからである。
・「起承転結の「転」は物語の九合目に据えるべし」というような「黄金の法則」があり、無意識か意図的かは分からないが、それを踏襲しているのかもしれない。
・ネットフリックスは顧客から月額定額料金を徴収したため、顧客が注文したDVDを鑑賞しなければ利益があがった。DVDが鑑賞されずに顧客の自宅に放置されていれば、ネットフリックスは返送料を負担せずにすんだし、月額料金を徴収済みの顧客に次の映画を郵送する必要もなかった。
・成功した企業は、最初から正しい戦略を持っていたから、成功したのではない。むしろ成功できたのは、当初の戦略が失敗したあともまだ資金が残っていたために、方向転換して別の手法を試すことができたからだ。これに対して、失敗する企業のほとんどが、ありったけの資金を当初の戦略に注ぎ込んでいる。
・古代ギリシャの黄金期とされるペリクレス時代のアテネには、どんなに多く見積もっても、20万人以下の住民しかいなかったが、哲学、詩、歴史、演劇、政治における創造的な成果は、他に類を見ない。
・金属類が使えるようになると、トリニダード固有の竹楽器の技術は廃れていった。
・キャッシュがすぐに欲しければ現金払いをするなど、相手の事情に合わせて提案し、その分、値切る。相手も助かって、こちらも安く購入できる。
・インフレは主に自分のお金をどうしていいかわからない人々に損失を与える。そういう人とはつまり、預金口座に大金を寝かせてある人や、タンス預金をしている人々だ。
・公的年金というのは相続財産を持たない人のための相続財産なのだ。
・多くの国では、実は稼ぎの最下層50パーセントには女性が極端に多いため、国ごとの所得格差の大きな違いには、男女の賃金格差がいくぶん反映されている。
・彼らの言葉を借りれば、「引き金を引くのだはなく、引き金の引き方を教えるため」にいたのだ。
・多くの先進国では、すでに民間警備会社の警備員の数が警察官の数を上回っており、警察の予算を上回る規模のお金が、民間の安全ビジネス市場で動いている。
・お金持ちに「なる」ということは、つまり今はまだ金持ちではないと自分に言い聞かせているということなのだ。
・非金属元素のみで構成されていながら電気を通すことができるという類まれな性質をもつ黒鉛(グラファイト)も、正六角形が平面上に連なった板がファンデルワールス力という弱い力で結びつき層状になっているものだ。
・カイゼンによるイノベーションは生産現場における物資の流れだけに限定されて、販売市場におけるお金の流れ、すなわち顧客に対する配慮はカヤの外に置かれている。
・16歳から18歳ぐらいの問題行動を起こしちゃう子たちを集めて、金槌を足に落っことす絵とか写真や、ピアノの鍵盤に手を乗せておいてバン!と蓋を閉める動画とか、そういうのを見せるんだ。そうすると、普通の人は、脳の中の「痛み」を感じるところが反応するんだけど、いじめをしちゃう子供たちは「喜び」を感じるところが反応するんだ。
・「作」っていうのはね、金と知識で前例に基づいてつくることを言うんだと思うんですね。それに対してね、「創」っていうのは、金がなくても知恵でもってね、前例にないモノを生み出すことだと思うんですよ。
・人は金のためでもなく、名誉のためでもなく、ただ自分を理解してくれる人のために働くのだ。
・今年100万円の貯金が増えたと喜んでいる人は、自分はもしかしたらこの1年で、100万円分の貴重な経験を逃してしまったのではないかと、振り返ってみるべきだ。
・金融機関は、「安心の老後には何千万円が必要」「子供を1人育てるには何千万円かかる」と煽りに煽ることで、お金を消費市場から貯蓄市場にひっぱってくる。
・それは「消費市場」と「貯蓄市場」の競争だ。そこでは「お金を使う市場」と「お金を貯める市場」が、人々のお金を取り合っている。
・1人暮らしの高齢者が増えるとか、子供が減ると年金が破綻するという人もいるが、そういった社会問題の解決のために結婚しろ、子供を産めという発想は、「兵隊になる子を増やすため、産めや増やせや」と言っていた時代と何も変わりません。
・たとえば、リスクにさらすことができる金額が500ドルだとしましょう。プライスが100ドルのときにロングで仕掛けて、もしも99ドル50セントまで値下がりしてしまったら損切りします。スプレッドは50セントだから、500ドルを50セントで割ると、1000株というポジションのサイズを算出でくる。この場合、リスクリワードレシオが1対3であれば1500ドルの利益を狙うことになるので、利食いのターゲットは101ドル50セントだ。
・「他人のお金でも同じようにリスクをとれるか?」と自分に問いかけることは、どれだけリスクを負えるかを判断する際の良いモノサシになる。答えが「ノー」なら、考え直す必要があるということだ。
・一般に大手の金融機関では、年間収益率が30%がいわゆる「ゴールドスタンダード」だとされている。
・優れたトレーダーの大半は、自己資金のせいぜい1~2%程度しかリスクにさらさないものだ。
・リスナーは、アーティストが作った作品にはお金を払わないものの、ライブや握手会など、直接ふれあうことができる機会に対しては大金を支払う。
・お金に対して後ろ向きな人ほど、ビットコインに対して否定的・批判的である。ビットコインは、お金に関するちょっとしたバロメーターになっているようである。
・一般にお金儲けに最適なタイミングは、人より半歩先といわれる。皆がその存在を知り始めているが「そんなもの大丈夫なの?」と多くの人が疑問視するくらいが、ちょうどいいタイミングのようだ。
・お金持ちの人はイノベーションを目の前に、好き嫌いという感情よりも、好奇心の方が優先する。しかし、金持ちになれない人は、好奇心よりも好き嫌いの方が優先してしまう。結局、周辺の多くの人が使うようになってから、それを受け入れるため、常に負け戦となってしまうのだ。
・お金持ちになれるかどうかは、結局のところ、決められるか決められないか、という能力にかかっている。「そうは言っても……」というのが口癖の人は十分に注意したほうがよいだろう。


根本的に違う日本と世界の経済

・日本語は擬音語・擬態語がとても豊富な言語で、ある意味では新たな言葉を無限に生み出せるような柔軟性を持っている。
・「負けない」のレベルでは駄目で、「列強」と言われた西洋諸国と互角になって、さらには「勝つ」というところまでいかないと安心出来ないのだ。近代の日本政府はそのように考えて、「富国強兵、殖産興業」というスローガンを打ち出します。
・「富士山は日本で一番高い山である(→真)」のように、客観的に真偽を判定できる事柄を命題といいる。
・日本では、知識自体は豊富でも、「自分の意見」を言えない人がたくさんいる。
・パソコンの世界シェアを見ると、日本のメーカーはここでも「その他」だ。東芝、富士通、VAIOを合わせてやっと4.2%だ。
・日本企業にとって一番の問題点は、会社内で決定権を持っている人が、ソーシャルメディアをリアルに使ったことのない50代、60代、場合によると70代だったりすること。「デジタルデバイド」が経営陣と会社の現場との間、さらに市場との間にあったりする。
・日本企業が認識しているマーケティングとは、市場統計または市場調査のようだ。少なくともサムスンが理解しているような市場創造ではない。
・「日本で売れた」は、一昔前の「全米が泣いた!」といった映画のコピーと同様、「あの厳しい水準の市場で通用した」というクレジット(信用力)として通用します。日本の消費市場は、その目利き力によって、高く評価されているのだ。
・日本人はイノベーションが「既存の市場やシステムを維持しながら新しい市場を積み上げていくことができるもの」というような幻想を持っているのではないだろうか。ここが米国とのイノベーションに対しての認識の違いだ。
・不思議なことに世界で危険ドラッグの蔓延に勝ったのは日本だけである。韓国には前から危険ドラッグ市場がなかったが、欧米でもロシアでも依然として危険ドラッグとの果てしない戦いが続いている。
・上海株式市場に上場している企業のCEOの平均年齢は47歳だ。対照的に、強固なヒエラルキーのある日本では、日経平均株価指数に採用されている企業のCEOの平均年齢は62歳である。
・日本のビールメーカー各社の販売量は世界的に見るとかなり少なく、世界市場全体で見ると地ビールレベルと言ってもいい。
・世界市場では「その他」の日本のトップ企業たち。
・個人の収入というのは個人のスキル(技能)に必ずしも根拠を持つものではないということだ。実際、戦後の日本は景気が良く、大きな需要があったために、粗製濫造であってもガンガン儲けることができたのである。
・日本の地方都市を見てみると、優秀層で地元に残る人は、公務員、インフラ産業、地方金融機関、医師、教師などになりがちだ。これは実は街にとっては良くない。これらの仕事は街を支える脇役であって、街を発展させる主役ではない。
・ちょうど日本が驚異的な生産性(実態は長時間労働と低賃金だったりするのだが)でアメリカを倒そうとしているときであり、全体が見えない「頑張りズム」の日本が「全体最適化」の思想を身につけたら、手がつけられない存在になると考え、日本ではいわば「禁書」にしたということなのである。
・福祉は充実させて欲しいけれど、税金は払いたがらないというのも日本の特徴のひとつだと思いる。
・日本時間2011年3月11日金曜日午後2時46分。日本の沖合700キロメートルにある地殻の一部で、地球物理学者らが「メガスラスト地震」と呼ぶ現象が起こった。
・経済戦争を一種の「模擬戦」として戦ってきた世代と、金儲けのために金儲けをしている世代では、経済活動の意味がまったく違う。だから、世代交代以後、日本経済が長期低落期に入る。
・1台40億~50億円もする装置を、導入から9~14日で製造に使うか、40日弱も無駄な性能試験をやって遊ばせておくか。この時間差を金額に換算すると、とてつも額になるはずだ。日本半導体が高コスト構造になっている理由がここでも垣間見える。
・ホンダがアメリカで提携していたディーラーには、複雑な故障を修理する能力がなかったため、ホンダはアメリカ部門の乏しい資金をはたいて、欠陥車を日本に空輸する始末だった。
・日本企業のトップの人たちは、デザインリテラシーがやや低くなっている傾向があると思いる。そういった経営者は総じてソフト面に対してお金を払わない。「デザインなんてすぐにできるだろう。一日でできることに、なぜ何百万円も支払うんだ」という感覚だ。
・グローバル金融の世界において、日本のメガバンクに勤めていることは、決して優秀とは見做されていません。一方、日本のスーパーのレジスキルやファミレスの接客スキルは、どこの国の人たちと比べても圧倒的にスゴイのだ。
・量的緩和策はいつか終了することになる。そこから先は、積極的に国債を購入する投資家が少なくなり、日本の金利は上昇を開始する。
・太平洋戦争の戦費のほとんどは、日銀による直接引き受けによって調達された。そして膨れ上がった日本政府の借金は、GDP比において、現在とほぼ同水準となった。つまり、現在の日本は太平洋戦争末期と同じくらい、借金を抱えているのである。
・日本人は、サービスに対してお金を払いません。「サービス」とは、「おまけをしてもらう」ということではなく、「人に何かをしてもらう」という意味だ。
・配偶者控除や国民年金の第3号ステイタスなどは、「フルタイムで働く女性から専業主婦」への利益移転であると同時に、働く女性の多い世代から、専業主婦が多い高齢者世代への利益移転でもあります。日本のほとんどの問題は「世代間問題」。
・レンタルとかシェアのようなサービスが増えてきているのは、日本の景気が悪くてお金の余裕のない人が増えているという身も蓋もない理由も大きい。
・日本国債のCDSを買っておけば日本国債がデフォルトしても元利金は補償されます。因みに現在の日本国債のCDSは約0.5%。受取利息よりはるかに高いのだ。
・海外の銀行は、普通預金に日本の銀行よりも圧倒的に高い金利をつけている。お金の置き場所としてふさわしいのは日本の銀行ではなく、まだ少数派の海外の銀行。
・日本の行政のごみ処理は、高度な焼却炉の建設維持にお金がかかりすぎて、資源化を大胆に進めるための予算がほとんどない(=いつまでもほとんどのごみを燃やしている)という構図だ。
・世界的にはごみを燃やす日本の方が少数派。ごみの焼却は、埋め立てと比べても高度な技術を要し、ダイオキシンなど難分解性の有毒物質の排出も避けられないため、非常にお金がかかり、取り入れている国は驚くほど少ないのだ。
・日本が貧しい新興国であれば、国の発展のために外国企業を誘致するということも必要だろうが、日本は23年連続の世界一の純債権国で、世界一の金主である以上、外国から金を呼び込む必要などない。
・反日国家の外国の留学生に国の税金を使うのではなく、日本の若者に国税を投資するべきだ。
・日本では相続税の基礎控除額が引き下げられたため、小金持ちの資産隠しで金製の仏具や日用品が飛ぶように売れている。
・金は世界的に見て非課税が主流なのですが、日本、韓国、インドだけが金の売買に付加価値税(VAT)や消費税をつけている。金は世界標準で価格が決まっているため、原則、世界のどこで買っても値段は変わりません。なので普通は国境を越えて売買しても利ざやは発生しないのですが、日・韓・印だけは状況が違いる。
・日付の表記は米語では月/日/年、英語では日/月/年だが、国際的な送金ルールでは日本と同じ年/月/日の順になる。
・日本は福祉が充実しているって話だったけど、皆が金持ちだから何もしなくてもそれなりに回っているように見えてただけなんだ。皆が金持ちじゃなくなってようやく気づき始めたみたいだけど。
・日本が「地球上に全く孤立無援」というフレーズは、そもそもこうした事態を招いた引き金は満州事変であるにもかかわらず、被害者意識全開なところが誠に興味深い。
・日本の学校教育には、何といっても金融教育というものがありません。その結果、大学生になっても金利を知らないなんて信じられないことが起こるんだ。
・日本の富裕層は金融資産の大きさが海外と比べて1桁小さい。それに、今後、円安が続いていけば、ドルベースで見た富裕層の数はどんどん減っていく。これではビジネスにならない。
・どうやったらお金を使わないで済むのか、損をしないで済むのかを考えるのが日本人に多く、どうやってお金を使うのか、お金の出口を考えるのがアメリカ人に多いといえるのかもしれません。
・自分は損をしたくない。お金を手放したくない。人のために使いたくない。それが日本人のお金に対する価値観のようだ。
・税金で有閑人を抱えておく制度が崩壊したのは、日本が余裕を失って三流国に転落を始めた証拠なのだ。
・日本のクイズ番組の最高賞金は、今なお1人200万円が上限で、番組では賞金1000万円を売りにするためにグループ参加させるそうだ。だから「ライフライン」で電話の向こうで待っている4人の友人も回答者としてカウントされているんだよ。
・途上国日本が1964年にオリンピックを開催したときは非常に景気がよくなりましたが、先進国になればなるほど、オリンピックのたった2週間のためにそんなに金を使うわけにはいかないよね、ということになる。
・今の日本企業は350兆円を超える内部留保を持っているため、銀行から資金を借りることはなく、金利が低くても反応しない。
・長期のゼロ金利が示すのは、資本を投資しても利潤の出ない資本主義の「死」であり、日本はその最終局面にいち早く立っている。
・アメリカが大量の石油を消費することは、膨大な富をアメリカから独裁体制の国に渡すこと。
・現段階ですでに、アメリカの所得上位5%の層が所得税の税収の43%以上、上位1%の層が27%以上を負担している。早晩、富裕層に対する課税を強化しても、以前ほどの効果があがらなくなる。
・アメリカ軍の全兵士の75パーセントが貧困層の出身者、という統計があるほどだ。それどころか、貧しい人々を軍隊に入れるため、意図的に貧富の差をひろげる政策をとっている、という説すらある。
・アメリカでは、ランドの考え方に共鳴し、その考え方を実践している人々のことを、「ランディアン」(Randian)とか「ランドロイド」(Randroid)と呼んでいる。そして、富豪たちはほぼみな「ランディアン」と見ていいのだ。
・「富は人間の思考の所産である」これは、アメリカ人なら誰でも知っているアイン・ランドの言葉だ。
・ブランドは均質化を推し進めているように見えるが、市場に参入する時点では、イノベーションであることが一般的だ。マクドナルドが成功したのは、アメリカの多くの地域において、ローカルな外食産業よりもマクドナルドのほうが進歩していたからだ。
・政策の根底には、共和党の場合、個人の自由や市場の自由競争を最大限尊重し、政府の役割をできるだけ限定し小さな政府にしようという保守思想があるのに対して、社会福祉によって弱者を救済し、公正さを保証することでより個人の自由や権利が尊重されるとする民主党のリベラル思想があります。
・ビル・ゲイツとイーライ・ブロードは公立学校の改善を援助したいと考え、これまでに合わせて20億ドルを寄付している。言うまでもなく、アメリカ社会にとってはいいことだ。しかし同時にこの二人は、資金援助を求め、やがてそれに依存するであろう人々に大きな影響力を持つことになる。
・アメリカ政治の血流の中で、金はさまざまな考えを心臓や脳に運ぶ赤血球であると同時に、特定の権益を脅かすと思われる考えを排除する白血球でもあるのだ。
・かつてアメリカの大富豪、ジョン・ロックフェラーは「十セントを大切にしない心が、君をボーイのままにしているんだよ」と「はした金」の大切さを説いたという。
・だれもが増槽をほしがった。イギリスはなんとしても増槽を増産したかったので、強化した紙でこしらえた。のちのアメリカの金属製増槽よりもずっと軽くて容量が大きかったので、アメリカのパイロットたちにも珍重され、ごっそり調達された。それに、アルミ製の増槽とは違い、投棄したものを敵に再使用されるおそれもない。
・民間投資家たちは金融当局がゼロ金利近くで貸してくれるお金をどう使ったらいいか、はっきりとはわかっていないことも示している。だから彼らはそのお金を、最もしっかりしていると思われる政府に対し、とんでもなく低い金利で貸し直すことになる。
・アマゾンやグーグルが租税回避をして税金を払っていないと怒る人が多いけど、彼らがそのお金を自社内で次の画期的な商品やサービスの開発に回すほうが、税金として政府に差し出して無駄に使われるより、よほど人類の未来のためになる。
・当時、失業率が高まる一方のドイツの中で、ユダヤ人は富裕層に位置していました。そうした彼らに対する妬みが蔓延していた世情は、ユダヤ人を差別して貶める土壌としては十分だったに違いありません。
・iPhoneはAndroid Phoneよりむしろ安く、しかも米国政府を上回る保有現金を活かした大量発注により、AppleはどのAndroidベンダーよりiPhoneを安く作ることができる。
・リベリア内戦の犠牲者としてアメリカで話題となり、義手や寄付金の提供で、暮らし向きが変化してしまいる。地道な生活から過度な贅沢へ。
・金融の力というのは非常に大きい。アメリカで司法当局とて手を出せなかったアル・カポネをつぶしたのは、実はFBI(連邦捜査局)ではなく、財務省だったのだ。
・香港ドルは「ドル預託通貨」とも呼ばれており、香港の銀行が持つドル資産を担保にお金を発行することができる通貨ということになっている。そのため、アメリカドルに対するペッグ制(固定相場制)であり、1アメリカドルが7.8香港ドルに固定されていた。
・国債が発行できれば財政は維持できるということになる。財政を維持できれば、公的年金も支払うことがでくる。つまり、政府が破綻しない限り、公的年金も破綻しない。
・中国政府は税金を投入してチベットの人たちに安い食べ物をお腹一杯食べさせて、おそらく独立のエネルギーを削ごうとしているのだ。チベットへの食料品補助は、実は統治の手段なのであり、統治コストとしては安く上がるのだ。
・総動員体制によって年功序列の賃金体系や終身雇用、下請け元請け制度などの導入が進みました。インフレが進む可能性が高くなってきたため、給料を政府がコントロールしないと国民が生活できなくなってしまうからだ。
・アメリカ製の爆撃機は空を飛ぶ黄金の山のようなもので、多くの攻撃目標よりも高価である。
・ヨーロッパの政府は、ときに地元経済を変えてしまうほどの巨額な金を払う。マリ北部の誘拐事件で、イタリア人やスペイン人の人道支援活動家に数百万ユーロが支払われて以来、あの地域ではユーロが流通するようになった。
・アサド政権は裕福な市民を拉致し、反体制側は外国人を狙う。反政府組織が「アラブの春」が生んだ「自由のための戦士」というのはメディアの思い込みだ。彼らに必要なのは「食料と武器を買う金」であり、そのための身代金なのだ。